ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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それでもバスケ部の主将だからサボることはできない。元々バスケが好きで始めたわけだし、苦労して手に入れたポジションを人に渡すつもりはない。
特に黄瀬だけには死んでも渡したくない。
絶対に許せない。
「あっ、先輩おはようっす」
「そうだ武内」
黄瀬が笠松に気づいて挨拶をするが笠松は黄瀬とは目もあわせなかった。
黄瀬はそれでもしつこく笠松の後を付いて歩いた。
「どうしたんだ?あいつ」
普段から仲が良いとは言えなくともそれなりに会話をしている笠松が今日は黄瀬と目もあわせようとはしないのを見て誰かがそう言う。
「喧嘩でもしたんじゃねぇの、あいつ生意気だし」
キセキの世代とちやほやされて、1年だというのにいきなりレギュラーになった黄瀬を良く思うメンバーばかりはいない。むしろ敵の方が多いかもしれなかった。
一方笠松は面倒見が良く、苦労人で人望があった。
「先輩、こっち見てくださいよ」
無理矢理笠松の肩を掴むとその顔を自分に向かせた。一斉にその場にいたものの視線が黄瀬に向けられる。
そんな場所で笠松は今にも走って逃げ出したい衝動を抑えて、肩に置かれた黄瀬の手を掴んで離した。
「何だ?」
「おはようございます。大丈夫っすか?」
「・・・おはよう」
睨みつけるような視線で挨拶だけする笠松に黄瀬はそれ以上何も言えなかった。
笠松は黄瀬のきれいな顔を見ているだけで昨日の行為が浮かんでくる。
今でも腰の辺りに黄瀬のものを受け入れているようなジンワリとした感覚が広がっている。
本当は肩に置かれた黄瀬の手からジンと体の中を何かか広がっていくのを感じていた。
笠松はそれを黄瀬に絶対に気づかれたくはなかった。
気遣うような瞳が笠松に向けられると余計にみじめに思えてくる。
だからって女みたいにメソメソするわけにもいかない。せめてバスケットの練習に打ち込んで昨日のことなんか忘れてやろうとしていた。
「今日の主将、何か滅茶苦茶じゃねぇか?」
メンバーの会話を聞きながらなぜか黄瀬が気になり盗み見ると真っ直ぐにこっちを見ている。それがまた輪をかけて腹立たしくて笠松はその日とうとう黄瀬とは口をきかなかった。
あのことから数週間が過ぎ、黄瀬とは必要以外会話を交わしていない。
黄瀬の方もすっかり忘れたような顔をしていつも愛想良く学校の女子達に囲まれていた。
(何も好きこのんで男なんか抱かなくてもいつでも女を選べるくせに・・・)
笠松はなぜか黄瀬が気になりそんなことを考えていた。
数日後に笠松のいる海常高校は誠凜高校との練習試合が決まった。
その中には黄瀬と同じキセキの世代がいるらしい。
今日は黄瀬の姿が見あたらない。見回していると別のメンバーが声をかけてきた。
「黄瀬なら誠凜にいる中学時代のメンバーに会いに行きましたよ」
「前の?」
「はい、同じキセキの世代でどうやら黄瀬の奴熱いラブコールをしに行ったらしいっすよ」
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