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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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降旗の携帯電話にというメールが入っていた

拍手[7回]

着信があったのは約50分ほど前
送信したのは洛山高校の赤司
今試合で東京に来ているらしい。
移動教室の授業中だったから携帯は教室に置いてきてメールを見なかった。

すぐって言ってもあと一時間で学校も終わるし
終わってから速攻行ってみればいいかな・・・
などと考えてから赤司の顔を思い浮かべた。
それからフルフルと首を振った。

「だめだ、すぐに行かないと!」
急に青ざめた顔でカバンを手に教室を抜け出した。
「降旗君どこへ行くんですか?」
クラスメイトの黒子に廊下で見つかって声をかけられた。
「あ、いや・・部活は後で出るから・・ちょっとその・・」
「あああ」
そこまで言ったところで黒子は大きく頷いた。
表情はさほど変わらないのに『自分にはわかっていますよ』的な笑みを浮かべた。
「じゃ、そういうことで!」
降旗は急ぎ足で廊下を駆け抜けた。
自転車置き場で自転車に乗ると
学校を出て、赤司がいる宿泊施設の脇の体育館を目出した。
幸い誠凜高校から10分程度の場所である。
全速力で駆け抜けてようやく到着すると
赤司が体育館の横の戸が開いたところに座っていた。

「へぇ君良い度胸してるね」
ニヤリと口元だけで笑う赤司に懸命に言い訳する。
だけどそんな言葉は全く赤司には届いていなかった。
「早くここから俺を連れ出せよ。飽き飽きしてんだから」
と両腕を伸ばしてきた。
ここから抱き止めろということだろうか?
降旗はおろおろと赤司を見上げると、赤司はそんな降旗などおかまいなしに
体育館の床を蹴って降旗の腕を目がけて飛んできた。

(受け止めないと、赤司君が怪我しちゃう)

降旗は懸命に両腕を伸ばして赤司を全身で受け止めた。

ドンッ!

下の土に尻餅をついたけれど
それほどの痛みもない。
何よりも驚いたのは、赤司が思っていたよりも遙かに軽かったことだった。
まるで天使みたいだ・・・

「鈍くさいね。キミ」

赤司が間近で降旗の顔を見上げていた。
間近で見る赤司の瞳にドキドキしながら懸命に立ち上がって、赤司に手を差し出した。
赤司が降旗の手を掴んでフワリと立ち上がる。
やっぱり軽い・・・

なんでかわかった
赤司の体重移動が少しでも降旗に負担がかからないようにしているからのようだ。

「さあ、早く行こう」
赤司に急かされて自転車の後ろに赤司を乗せると走り出した。

<おわり>


読了お疲れさまでした
web拍手もありがとうございます!!
そこから先もありそうなんですけど
まあ、ご想像にお任せします。

またエロは別の機会に書きたいです(*^▽^*)

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HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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