ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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帝光の「キセキの世代」と言われた彼らも引退して高尾が楽しみにしていた試合も見られなくなった。
それを期に高尾は受験勉強に集中することにした。
「秀徳?!お前は何を夢みたいな事言ってるんだ!!お前の成績で行ける訳ないじゃないか」
担任の教師はこれまでの高尾の成績からトップクラスでも難しい秀徳への受験を諦めさせようとそう言った。
だが高尾としてはどうしても緑間が受験する高校を受けたかった。
「先生、俺浪人しても絶対そこに行きたい。他は受けない」
「お前・・・」
担任も流石に唖然とした。そこまでして秀徳にこだわる高尾に無理に他の学校を薦めたりはしなかった。
「そのかわり条件がある。高校浪人は学校としても許されない。他を受けないっていうならお前落ちたら、オーストラリアへ留学しろ」
「へっ?」
唐突な担任の申し出に高尾はびっくりして担任の顔を見た。担任は笑いながら
「丁度向こうでバスケできる留学生を望んでいて、1年遅れるなら向こうへ行ってもらうことにした」
高尾の担任はバスケ部の顧問でもあった。この受験の時期に誰もが1年遅らせてまで留学したいとは思わない。友達と同じ学校に行く方が無難な考えだ。
そこで担任の白羽の矢が高尾に立った。
「ああ、落ちたらな」高尾は自信たっぷりにそう微笑んだ。
成績は決して悪くはない。だが秀徳高校を受けるにはやはり今のままではとうてい無理だとわかっていた。高尾は秀徳を目指して塾へ通うことにした。
そこで思わぬ人物と出会った。
「その手に持っているのは何だ?」
「今日のラッキーアイテムのライオンなのだよ」
緑間はどこにいても高尾の目を惹く男だった。まさかこんなところで再会できるとは思わなかった。変なものを持っているのに誰も緑間に突っ込まない。
高尾は思わず突っ込んでみたところ、独特の言い回しでそう返された。
「あのさぁ、前も不思議だったんだけどあんたのその「なのだよ」って何なのだよ」高尾は笑いながら緑間にそう尋ねてみた。
疑問があると放っておけない性格の高尾は相手が数回しか会ったことがない緑間でも容赦ない。
「あんたじゃない、緑間真太郎なのだよ。それからうるさい大きなお世話なのだよ」
高尾の問いかけに緑間は顔をしかめるが、それでも無視するほどではなかった。
「じゃあ真ちゃんでいい?」高尾の言葉に緑間が顔を真っ赤にして高尾を見ていた。
あ、これは肯定か・・・高尾は緑間を真ちゃんと呼ぶことにした。
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございました。
一応ですが
このお話は全て私の妄想で本編とは一切関係ありません。
よってどこで高尾と緑間が知り合ったのか、いつから「真ちゃん」と呼ぶようになったか等
勝手に作ったものですのであしからず・・・
パターンはいくらでもあるねvv
別のパターンでオフができたらいいなぁ~
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
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でも一番愛しているのは海常です。。。
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