ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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体育館に行くと早いにも関わらずバスケットボールの音がする。
「うっす」
声をかけながら入っていくと青峰がひとりで練習していた。
若松はこれまで青峰が真面目に練習している姿など見たことがなかった。
それが目の前にいる青峰はすっかり体も熱くなっているらしく、その動きに気迫すら感じられる。
思わず無言でその場に立って青峰の動きに見とれていた。
すると誰かが若松の肩をポンと叩いた。
「なんや、えらい早いのう。痛くて眠れんかったか?」
その声に若松が口を開こうとするのを今吉が若松の口を手で押さえた。
「あかん、青峰の集中が途切れる」
とキャプテンらしい発言をした。
だが、ゴールを決めた青峰の視線が真っ直ぐに若松に向けられた。
「見てねぇで少しは遊んだらどうだ?それとも恐くて出来ねぇのか?」
青峰がボールを持って若松を挑発した。
「何を?!この野郎!!」
若松はこのチームで一番挑発にのりやすい男だった。
今吉は呆れて横に立っている若松の首筋を見て薬う。
若松はズカズカと青峰の正面に立つと持っていたボールに手を伸ばす。
「おっと、そうはいかねぇよ」
バスケをしているときの青峰は少年のように若松を挑発する。
だが、単純な若松はすぐにそんな青峰の挑発にのせられていく。
「なんや、ちょっと妬けるで」
今吉は2人がぶつかり合うのを見て、その場から離れていった。
「お前、キャプテンと何してた?」
ボールを持った若松に青峰が口元を上げた。
「はつ?」
若松は明らかに動揺する。
「やりぃ!」
一瞬の隙に青峰は若松からボールを奪う。
「んだょ!こらっ」
「って適当に言ってみたのに図星とか、ありえないっしょ」
若松よりも長身の青峰は頭の上でゴールを決めた。
「さて、体も温まったことだし、そろそろ行くか・・・」
青峰は攻撃をやめてあっさりと体育館を出口の方に歩き始めた。
「おい、朝練はこれからだろ」
「お前が出てればそれでいいじゃん。だって俺に勝てないんだからさ」
一瞬だけ振り向いた青峰に若松はボールをぶつけようと思ったが思いとどまった。
青峰の言うとおりだ。
毎日きっちり練習に出てる俺よりもまじめにやらない青峰の方がうまい。
だったらこれ以上青峰は練習なんかいらないのか?
「あああああ、畜生!!!」
両手で頭を抱え込むと肩に誰かの手が触れた。
「あんなぁ、動揺なんかして。そりゃかわええけど」
もうこの人にはあんまり関わらない方がいいと顔を上げて今吉を見た。
<続く>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
複数お話しを更新しているので次に更新するのがどの話なのか
わからなくなっています(頭悪い。。。)
今若が久しぶりの更新の気がします。
でも楽しい。
今吉が能力者とかでも楽しいですvv
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。