ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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「なんや自分花粉症か?」
今吉が振り向くと若松はもう一度くしゃみをした。
<おわり>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
今若で甘い話が書きたかったんですけど
途中からエロ展開になりそうで・・・
若松エロが似合います
今度はっとエロにします^^
今吉が振り向くと若松はもう一度くしゃみをした。
「違うけど・・・ぐすん」
「そやったら風邪やな」
「そやったら風邪やな」
今吉は若松の側に近づいてくるとその手のひらをスーッと若松の額にあてた。
若松は一瞬ビクンと体が跳ねた。
「うん、まだ熱はないようやな」
今吉はいつものように微笑みながら若松の背中をポンと叩いた。
「そやけどこれから悪化しかねへんから早う帰った方がええな」
と若松の顎をつかんだ。
その瞳をじっと覗き込む。
若松はまるで蛇に睨まれた蛙のように身動きがとれず、じっと今吉の瞳を見つめ返した。
きっとあのせいで・・・
昨日の今吉のせいで風邪が悪化したのだ。
翌朝、若松は39度の熱が出た。
さすがに起き上がるとフラフラするので学校も部活も休んだ。
若松は久しぶりにゆっくり眠った。
その眠りを邪魔したのは携帯電話の着信音だった。
「誰だよ」
若松が携帯に出るといつもの関西弁が聞こえてくる。
「何が食べたい?」
「別に」
唐突に聞かれても思いつかない若松はそう言うと電話を切った。
ようやく静けさが戻ったと思いながらうとうとと眠りにつく。
ピンポーン!!
「若松!俺や!」
両親が仕事で外出中で誰もいない。
せっかくの眠りを邪魔したのはまた眼鏡のイヤミな男
仕方なくドアを開けるとコンビニの袋をぶら下げた制服の今吉が立っていた。
「おお、歩けるんか」
ってあんたがインターホンなんか鳴らすから仕方なく開けただけだ
と思いながらそのまま若松は部屋に戻ろうとするとその背中に今吉の腕が回された。
「ふらふらやないか、寝てなあかんって」
「あんたが言うか」
若松は今吉に支えられながらベッドへ戻る。
「それより学校は?」
若松がふと尋ねると今吉はまた笑った。
「これ以上勉強する必要なんかないやろ。若松がいない学校なんか何の魅力もないわ」
またよく言うよ・・・と言う顔で若松は今吉を見ると
「そや、これプリン買うてきたんやった。食べさせてやるわ」
「いいって」
「ええから遠慮せんといて」
と袋からプリンとスプーンを取り出すとふたを開いた。
「ほらあ~んしてや」
若松がついつられて口を開けると甘いプリンが口に入れられた。
「うまい」
「そうやろ、だから風邪をひいたらぷりんなんや」
素で笑う今吉がいつもよりも優しくて居心地が悪い若松は小さく咳払いをすると頬を赤くした。
この人こんな優しいところもあったんだな。
とじっと見つめていると今宮はニヤニヤ笑いながら
「早うよくなってもらわんと寂しゅうて」
などとプリンをまた一口運ぶ。
どこまで本当か知らないけど、今は悪態つくエネルギーもないから言わせておくことにした。
それに居心地も悪くない。
いつもより甘いプリンみたいな男に若松は一層熱が上がる気がした。
<おわり>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
今若で甘い話が書きたかったんですけど
途中からエロ展開になりそうで・・・
若松エロが似合います
今度はっとエロにします^^
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。