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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「遅かったじゃねぇか」
 

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[4回]

「日向」
「遅刻だな」日向はニッコリといつもの笑顔を向けてきた。
「俺・・・」
伊月はそれ以上何も言えなかった。
日向は伊月の頭を自分の肩に押しつけた。
「だぁほ!言ったじゃねぇかお前もバスケも手放さないって・・」
「日向ごめん」
伊月が泣きながら謝ると日向はニッコリと笑った。
「へぇ、伊月は俺に謝らなきゃいけねぇことでもしたのか?」
その言葉から日向は最初から伊月を信じていたくれたのだと気がついた。
伊月の両手が日向が着ていたシャツを強く掴んだ。
「日向ぁぁぁぁぁ~」
子供のようにそういう伊月が可愛くて日向は伊月の腕を掴んで大きな木の陰に連れ込んだ。
黙って顔を上げた伊月の顎を捕らえると涙を指先で拭う。
その後でゆっくりと顔を寄せていくと伊月は瞼を揺らしながらその瞳をゆっくり閉じた。
程なく日向の唇が伊月の唇を塞いだ。待ち望んでいた体温が口から注ぎ込まれてくる。
伊月の細い体を両腕で思い切り抱きしめながら伊月の口の中を舌で掻き回した。
「ん・・くっ・・」
時々呼吸を求めて伊月が声を洩らすがそれさえも甘く愛おしいと日向は思った。
「好きだ・・・伊月」
何度でも繰り返しながら角度を変えて伊月の口の奥まで舐めていく。
やがて伊月はぐったりと日向に身を任せていた。
「日向・・・どこかで・・・」
伊月の瞳は明らかに日向を誘っている。
もう遅れたついでだし、このまま2人でもう少しぐらい遅れてもいくらでも言い訳ぐらいつく。と伊月は思った。こんなに体が日向を求めて火照っているときに他の誰かに会い宅などなかった。
それは日向も同じ考えらしい。だが高校生の2人はおおっぴらに行くあてもない。そんな時目の前にラブホの看板が目に飛び込んできた。
高校生の男2人ならゲームかカラオケでもしに来たと思えばなんとかなるかもしれない。
伊月は日向にそのホテルを指さした。
日向はそのホテルをしばらく呆然と見つめていたが、伊月の腕を強く掴むとその方向に向かって早足で歩き出した。
日向・・・・

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

日向と伊月って何かいいですね~
このお話を書きながらとてもシャイな2人が少しずつ前進していく
姿に萌えています。
で、いよいよ伊月は意を決したわけです。
そんな伊月を優しく見守るキャプテンがまたいいです。
嫉妬とかしながら見守る姿に萌えました。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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