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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「辰也、やるか?」

拍手[3回]

「ああ」
二人は嬉しそうに体育館のボールを持つ。
「ちょっと待った」
いきなり日向がその前に立った。
「何だよ」
火神が日向の顔を見下ろした。
「悪いが、ここは誠凜高校の体育館で、我々背誠凜高校バスケ部のバスケットコートだ。
お前達がボール遊びをするのは勝手だが、ここでやらせるわけにはいかんな」
日向の言うことは最もだった。
その証拠に体育館で部活をしていた他の部の部員達が氷室と紫原をじっと見つめていた。
「あれ~室ちん俺たち招かれざる客だったみたいだよ」
紫原は相変わらずお菓子を食べながら暢気に周りを見渡した。
「紫原君は普通にしてても背が高くて人目をひくんですから、いい加減その食べるのをやめた方がいいと思います」
黒子が紫原を見上げた。
氷室はボールを持って苦笑する。
「これはいきなりすまなかったね。僕は氷室辰也。陽泉高校1年」
と右手を日向に差し出した。
日向は氷室に差し出された手をゆっくりと取った。
「主将の日向順平。挨拶したからって火神と1対1(ワンオンワン)するの許した訳じゃねぇから」
しかし後ろから日向の肩を叩いた大きな男がいた。
「まぁまぁ、堅いこと言わなくたっていいじゃねぇか。大体他の学校だって試合じゃなきゃただの同級生だろ」
「お前は黙ってろ!話がややこしくなる」
「俺は木吉鉄平。火神とだけじゃなく、俺の相手もしてくれよ」
「お前もかよ!!」
日向がなぜか日向に怒鳴っている姿を見て氷室はじっと見ていた。
そんな氷室の肩に紫原が手をかけた。
「そういうことだから室ちん帰ろう」
氷室は紫原を振り返って何かを言おうとすると、火神が紫原の手を掴んだ。
「ちょっと待った!まだ辰也と何もしてねぇじゃねぇか!ちょっと体慣らしぐらいしてもいいんじゃねぇの?」
「うん、俺もそう思うよ。敦が帰りたいなら先に帰ってもいいよ」
氷室にそう言われると紫原はおとなしく引き下がった。
「いいよ、待ってるから。ね、黒ちん」
と黒子を見る。
「僕は知りません。紫原君は適当にその辺にいてください」
「黒ちん冷たい」
しゅんとなった紫原に
「じゃあ、俺とやってみないか?」
と木吉が肩を叩いた。
紫原はニヤリと笑った。
「いいけど・・・」

<続く>


読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございました。
嬉しいです。

本誌で霧崎の新キャラに萌えました。
次々に繰り出される敵キャラが魅力的すぎて
困ります。

当サイトの雑食性をお許しください。。。。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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