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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「Trick or treat」

拍手[2回]

氷室は紫原の両肩に手を置いた。
紫原は食べていたお菓子をすうっと氷室に差し出した。
氷室は口元に笑みを浮かべて紫原の肩に顎を乗せた。
「食べさせて」
氷室はあーんと口を開けると紫原はんまい棒の包みを剥いて氷室の口へと運んだ。

「室ちんえっちい」

口に頬張る氷室のんまい棒の包みを全て剥いて紫原は反対側から口に咥えた。
「あれ?くれたんじゃないの?」
氷室がお菓子から口を離すともぐもぐと紫原は全てを食べてしまった。

「いたずらしていいよ」

「えっ?」
クスクスと笑いながら氷室は紫原の額に自分の額を押しつけた。

「いたずらしてよ」
紫原は氷室の手を握ると自らの股間へと導いた。
しかし、氷室はその手を離した。

「だーめ」
まだ笑っている。
紫原は持っていたお菓子を全て放り出すと氷室を床に押し倒した。

「とりっくおあとりーと」
氷室の顔を覗き込む。
氷室はそれでも微笑んでいた。

「いつも敦にあげてるんだからそれで良いだろ」
「ダメ!」
紫原はすぐに答えて氷室の胸に顔を乗せた。
氷室はそんな紫原の頭を撫でた。

「うん、じゃあ一緒に食事に行こうか」

思いかげない提案に紫原は少し考えていた。
「ハンバーグがいい」
紫原は頭を撫でる氷室の顔を見上げる。
「いいよ」
「う~ん・・・だけど」
紫原はそれでももう一度もじもじと氷室の胸に顔を押しつけた。
「敦退いてくれないとハンバーグ食べに行けないよ」
「やっぱり行かない!今日は室ちんとずっと部屋で一緒にいる!」
紫原はそのまま氷室の上で顔を胸に押しつけた。
氷室は笑いながら

「しょうがないなぁ敦は」
氷室は紫原の誕生日に何もしてあげられなかったので、せめて食事くらいと考えていたのだが紫原がそう言うのならそれも悪くないと思った。

「そのかわり室ちん何でもしてくれる?」
そんなことを言う紫原に氷室は苦笑した。


おわり



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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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