ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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もう絶交してやる!!
落ち込んでると思って待ち合わせの場所に来なくてもそっとしておいてやろうとしたのに。結局誠凜と桐皇の試合を見に来てたならどうしてこっちに来て一緒に見なかったんだよ!!
学校からの帰り道、緑間の携帯電話の着信音が鳴った。
携帯を見るとメール受信の文字。緑間は携帯を開いてメールを読んだ。
「高尾言いたいことは口で言った方が早いのだよ。それに自転車をこぎながらメールをするのは危ないのだよ」
自転車をこぐ高尾に向かってリヤカーからそう言うと、もう一度着信音が鳴る。
絶好だって!!口聞きたくない(T_T)
「なんでそんなことで拗ねるのだよ。悪かったのだよ」
少しだけ俯きながら緑間は語尾が小さくなる。
高尾は自転車をこぐ足を止めた。
緑間が謝るなんて初めてかもしれない。恐る恐るゆっくりと振り返る。
「どうしたのだよ。もう謝ったんだから機嫌直すのだよ。そうだ今日のラッキーアイテムを君にもあげるのだよ」
緑間はポケットから色とりどりの糸で編まれたものを取り出した。
「ミサンガ?!今時よくこんなもの見つけたな」
「やっと口を聞いたのだよ」
「あっ!もういいや、面倒くさい。でもそんなものいらない」
高尾は緑間が手渡そうとしたミサンガを受け取らずに手を引こうとすると、緑間はその腕を掴んだ。
「真ちゃん?」緑間は高尾の手首にミサンガを結びつけた。
「これで高尾もラッキーなのだよ」
満足そうに高尾の手首に結びつけたミサンガを見た。「げっ、こんなのしてる奴いねぇよ」と高尾は緑間が結んだミサンガを眺めてからチラッと緑間の手首を見た。
緑間の手首にも同じ色のミサンガが結ばれている。
ま、いいか・・・高尾は少しだけ微笑んだ。そう言って自転車をまたこぎ出した。
「それじゃあ明日な」「うん気をつけるのだよ」
緑間の家の前で緑間を下ろすと家に帰った。腕に結ばれたミサンガを見ると何故か嬉しい。
お風呂にはいるときでも外さずに、そのまま眠った。
翌朝緑間を迎えに家まで行くと、緑間が出てきた。
緑間の手首には昨日のミサンガが見あたらない。「あれ?昨日のあれは?」
「ああ、今日のラッキーアイテムはラブリーちゃんの腕時計なのだよ」
ミサンガの代わりに緑間の腕に巻かれていたのは腕時計だった。
高尾はそっと自分の手首を隠した。ふっと笑った。一体どれほどこの男に振り回されれば気が済むんだろう、俺は・・・
「何笑っているのだよ」
「別に・・・真ちゃん。おはようのキスして」
「はっ?何をばかなことを言っているのだよ」
真っ赤になる緑間がやっぱり愛しいと思えるなんてやっぱりおかしい。
高尾は笑った。
<おわり>
<おわり>
読了、お疲れ様でした。
今日は今週のジャンプを読んでいてつい
浮かんだ妄想を書いてみました。
初の高緑でした。
もう高尾って真ちゃん好きすぎてしょうがないと思います。
だから怒ったんですよねvv
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。