ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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キセキの世代が出てくる試合は本当にどれもこれも人間離れしてるけど、彼はその中でもズバ抜けていた。さすがキセキのキャプテンだ。
降旗は誠凜のメンバーと一緒に洛山高校対秀徳高校の試合を見ていた。
その試合が終了すると皆席を立った。降旗も呆然としていたが、ハッとして慌てて席を立つとみんなの後ろから歩き出した。
歩き出して間もなく向こうから試合を終えた洛山高校のメンバーがこっちに歩いてきた。
「やぁ、テツヤ久しぶり。やぁ、あとで僕の部屋まで来て」
赤司は黒子に軽く挨拶をしてから、すれ違いざまに降旗の肩に手を置いた。
「へっ?!部屋って?!」
降旗は慌ててそう尋ねてみるが、答えたのは赤司ではなくその後ろから歩いてきた洛山のメンバーだった。
「あなたすごいわねぇ~、キャプテンから部屋に呼ばれる人なんて始めて見たわ」
「あの、部屋って?」
「ああ、それならうちのロッカーにはVIPルームがついてるからそこのことよ。じゃあね。また会いましょう」
と彼はもう既に離れてしまったメンバーの後を小走りで追いかけていった。
赤司君のことだから、そう言うのすごく納得できる気がした。
「降旗君いつの間に赤司君とそんなに仲良くなったんですか?」
黒子が突然姿を表して、いつもながら驚いた。
「べ、別に仲良くなった覚えはないよ」
降旗は首を振った。
「そうでしたか、けど、赤司君は気に入った人しか自分の側に近づけないから降旗君は赤司君に気に入られたんですね。良かったですね」
と微笑んだ。
「良いことなのかな?」
「もちろんです」
黒子の言葉に首を曲げながら一応誠凜のメンバーには黒子から説明してもらって赤司の部屋へ向かった。
「良く来たね」
ノックをすると赤司が自らドアを開けてくれた。
「今日は流石に真太郎とやったから疲れたな」
赤司は先になって歩きながら一番窓際に置かれている自分の椅子に座った。
降旗はドアの前で立ちつくす。
「何してるの?僕に会えて嬉しくないの?普通なら近くに来て『疲れただろう?』とか『俺が肩でも揉んでやろうか』とか言うもんじゃないの?」
「あ、ごめん!すぐ行くから」
降旗が慌てて赤司の側に行くと赤司は片手を上げた。
「そんなのいいよ。それより」
赤司君の瞳がじっと見つめている。
「えっと・・・その・・・」
戸惑いながら横に立つとスッときれいな指先が降旗のジャージに伸ばされた。
グイッと引っ張られて気がつくと目の前に赤司君の顔があった。
「キスしよっか」
「えっ・・・」
慌てていると赤司の手が離れて降旗は赤司が座っている椅子の横に転がった。
赤司君を見ると静かに笑っていた。
その顔を見て怒る気力もなくしてその場に座り込んだ。
「次はうちとだね」
「でも、降旗君は試合には出ないでしょ。どっちを応援するの?」
赤司君は挑戦的な顔で笑いかけた。
「もちろん誠凜」
「ふぅん」
最も魅力的な瞳で見つめられてゴクンと唾を飲み込んだ。
そのまま片手を伸ばされて不思議そうにそれを見た降旗に赤司は微笑む。
「早く行かないとメンバーに置いて行かれるんじゃないの?」
「ありがとう」
手を伸ばした降旗に赤司が囁いた。
「僕が勝ったら・・・」
ハッとして顔を向ける降旗に赤司はただ微笑んだ。
「ま、いいや。またね」
わがままな女王様
部屋を出て誠凜メンバーの元に急ぐ廊下でふとそんなことが思い浮かんだ。
けど、気になってしまうのは何故だろう。
次に会うときにはもっとちゃんと話ができればいいな。
降旗はフッと笑った。
おわり
降旗は誠凜のメンバーと一緒に洛山高校対秀徳高校の試合を見ていた。
その試合が終了すると皆席を立った。降旗も呆然としていたが、ハッとして慌てて席を立つとみんなの後ろから歩き出した。
歩き出して間もなく向こうから試合を終えた洛山高校のメンバーがこっちに歩いてきた。
「やぁ、テツヤ久しぶり。やぁ、あとで僕の部屋まで来て」
赤司は黒子に軽く挨拶をしてから、すれ違いざまに降旗の肩に手を置いた。
「へっ?!部屋って?!」
降旗は慌ててそう尋ねてみるが、答えたのは赤司ではなくその後ろから歩いてきた洛山のメンバーだった。
「あなたすごいわねぇ~、キャプテンから部屋に呼ばれる人なんて始めて見たわ」
「あの、部屋って?」
「ああ、それならうちのロッカーにはVIPルームがついてるからそこのことよ。じゃあね。また会いましょう」
と彼はもう既に離れてしまったメンバーの後を小走りで追いかけていった。
赤司君のことだから、そう言うのすごく納得できる気がした。
「降旗君いつの間に赤司君とそんなに仲良くなったんですか?」
黒子が突然姿を表して、いつもながら驚いた。
「べ、別に仲良くなった覚えはないよ」
降旗は首を振った。
「そうでしたか、けど、赤司君は気に入った人しか自分の側に近づけないから降旗君は赤司君に気に入られたんですね。良かったですね」
と微笑んだ。
「良いことなのかな?」
「もちろんです」
黒子の言葉に首を曲げながら一応誠凜のメンバーには黒子から説明してもらって赤司の部屋へ向かった。
「良く来たね」
ノックをすると赤司が自らドアを開けてくれた。
「今日は流石に真太郎とやったから疲れたな」
赤司は先になって歩きながら一番窓際に置かれている自分の椅子に座った。
降旗はドアの前で立ちつくす。
「何してるの?僕に会えて嬉しくないの?普通なら近くに来て『疲れただろう?』とか『俺が肩でも揉んでやろうか』とか言うもんじゃないの?」
「あ、ごめん!すぐ行くから」
降旗が慌てて赤司の側に行くと赤司は片手を上げた。
「そんなのいいよ。それより」
赤司君の瞳がじっと見つめている。
「えっと・・・その・・・」
戸惑いながら横に立つとスッときれいな指先が降旗のジャージに伸ばされた。
グイッと引っ張られて気がつくと目の前に赤司君の顔があった。
「キスしよっか」
「えっ・・・」
慌てていると赤司の手が離れて降旗は赤司が座っている椅子の横に転がった。
赤司君を見ると静かに笑っていた。
その顔を見て怒る気力もなくしてその場に座り込んだ。
「次はうちとだね」
「でも、降旗君は試合には出ないでしょ。どっちを応援するの?」
赤司君は挑戦的な顔で笑いかけた。
「もちろん誠凜」
「ふぅん」
最も魅力的な瞳で見つめられてゴクンと唾を飲み込んだ。
そのまま片手を伸ばされて不思議そうにそれを見た降旗に赤司は微笑む。
「早く行かないとメンバーに置いて行かれるんじゃないの?」
「ありがとう」
手を伸ばした降旗に赤司が囁いた。
「僕が勝ったら・・・」
ハッとして顔を向ける降旗に赤司はただ微笑んだ。
「ま、いいや。またね」
わがままな女王様
部屋を出て誠凜メンバーの元に急ぐ廊下でふとそんなことが思い浮かんだ。
けど、気になってしまうのは何故だろう。
次に会うときにはもっとちゃんと話ができればいいな。
降旗はフッと笑った。
おわり
読了、お疲れ様でした。
ジャンプを読んでからもしや降旗君も赤司君の試合を見ていたのかな?
と思ってこんな風に何かが起きればいいのに~などと思いました。
でもね秀徳が負けるのはつらいです(T_T)
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。