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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「降旗君、赤司君とはどうですか?」
 

拍手[1回]

練習の時に隣にいた黒子が突然そんなことを言うから
降旗は咳き込んだ。
「大丈夫ですか?でもその様子じゃまだ・・・」
黒子が目を細める様子が何だか無性に腹立たしい。
「げほっ!あいつ脱いだらすげぇんだぜ」
思わずそんな嘘をついてしまった。
「そうですか?じゃあ赤司君のお尻のホクロ知ってます?」
えっ、なんだよそれ・・・けどここはうまく・・・
「やっぱりでまかせなんですね」
「いやいやいや、思い出したあれね、うんあったあった」
そこで黒子が何かを言おうとしたとき
日向先輩の怒声が響いて、黒子は走って行った。
とりあえず胸をなで下ろした降旗だったが、
ここはそろそろ確認させてもらってもいいんじゃねぇの
などとひとり苦笑した。
降旗が赤司と出会ってからもう半年が過ぎていた。
はじめて赤司と会ったのはウインターカップの時。
黒子に付き添ってキセキの集まりに行って、キセキ全員を前にすると
降旗はまるで蛇に睨まれた蛙のように体が動かなくなったという衝撃の出会いだった。
 
「俺と付き合ってみる気はないか?」
 
急に赤司から電話がかかってきた。
どうやら黒子から降旗の番号を聞いたらしい。
だからときどきこうして黒子が探りを入れてくるのだ。
唐突な申し出に、といいうかいきなりかかってきた電話に降旗はびっくりして
言っている意味も理解しないまま、了承してしまった。
電話を切ってからその意味を考えてまた驚いた。
進展というか、赤司は京都の高校だからまだ数回しか会ったことがない。
電話だってこっちからたまにかけると、
「忙しいとかそっちの都合でかけるな」とか言って
ほんの数分で切られてしまう。
そう言われるから赤司からの電話を待っていれば、全然かけてきてなんてくれない。
一体何で黒子からわざわざ電話番号を聞いてまで、俺に電話をしてきたのかがまるでわからない。
それでもどんな気まぐれか、会った時にはなかなか良いムードにもなる。
とりあえず最初は抵抗もあったけど、赤司は近くで見るときれいな顔をしている。
何よりもその目を惹くのは彼の瞳。
オッドアイ
左右の瞳の色が微妙に違うのだ。
彼の瞳を見ていると吸い込まれそうになる。
でも、まだこっちから手も握ったこともないなんて黒子には言えなかった。
今度こそきっと赤司のホクロを見てやるぜ!!

<おわり>





読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。

降赤ばかりですみません
実はこのお話は本の序章です。
まだちょっと続きます。
ただちょっと長そうなので序章だけ上げました。
あとはどうしようか悩んでいます。
オフにしようかなぁ~
降赤のつきあい始めの話はなんだか萌えます!!


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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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