ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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※はじめにお読み下さい。
このお話は降旗と赤司が高校を卒業後、別々の大学に進学しています。
ふたりは付き合っていて同じマンションに住んでいる設定になっています。
2人の部屋には赤司が持ち込んだ一部屋を埋め尽くすクイーンズベッドが置かれています。
また、18禁となっておりますのでご注意下さい。
時々考えることがある。
もしも赤司と一緒に暮らしていなかったら
もしも赤司と付き合っていなかったら
もしも赤司が目の前に現れなかったら
もしも黒子と出会っていなかったら
もしもバスケをやっていなかったら
もしも誠凜に入っていなかったら
俺は一体どんな人生を送っていたんだろう?
「たくさんの偶然というよりそれは「シュレーディンガーの猫」だね」
赤司がサラッと言った言葉の意味がわからなくて、スマホで検索してみた。
『蓋のある箱を用意して、この中に猫を一匹入れる。箱の中には猫の他に、放射性物質のラジウムを一定量と、ガイガーカウンターを1台、青酸ガスの発生装置を1台入れておく。もし、箱の中にあるラジウムがアルファ粒子を出すと、これをガイガーカウンターが感知して、その先についた青酸ガスの発生装置が作動し、青酸ガスを吸った猫は死ぬ。しかし、ラジウムからアルファ粒子が出なければ、青酸ガスの発生装置は作動せず、猫は生き残る。一定時間経過後、果たして猫は生きているか死んでいるか。』by Wikipedia
凡人の俺には何のことだかさっぱり理解できない。
「科学なのか哲学なのか?色々な学者の説があるけど僕個人としては哲学なんじゃないかと思っている」
「誰だって不幸な結果は望まないと思うんだ。けど真実を追求していけば不幸な結果が免れない。つまりふたを開けてみなければ真実はわからないって言うことだね」
「ごめん・・・赤司、俺やっぱり意味がわからないよ。俺は今赤司と一緒にいられることが今でも信じられないけど」
赤司はチラッとこっちを見てから窓の外を見た。
その表情から赤司の考えていることはよくわからない。
たた、赤司が視線を逸らすときは大抵言いにくいことを言うときだ。
赤司が窓の外を眺めている横顔をじっと見つめている間、沈黙があった。
しばらくの間降旗も一緒に窓の外を眺めていた。
「少し実家に帰らないといけなくなった」
ポツンと赤司がそう言った。
赤司の頬を赤い夕日が染めていく。
君のその瞳が一層燃えているように赤く見える。
俺は君のその瞳が好きなんだ。
赤司の瞳が僅かに細められたのを見て、ちょっとだけ胸騒ぎがした。
「あの・・・あのさ、俺達はその・・シュレーディンガーの猫にはならないよね」
「なんで?あれは結果が出ていないのに、光樹には猫は死んでしまっているってわかるの?」
「よくわからないよ。よくわからないけど、そういう状況に置かれた猫は不幸だし、生き物でそんな実験をすること自体が俺は嫌だ・・・あ、いやごめん」
「君らしいね。けど、何で謝るの?僕はね君のそういうところが少し嫌いだな」
赤司の口から『嫌い』って言われるのは嫌だな。
赤司にそれを言わせたのは誰でもない俺自身だから
「何か聞かないの?僕がどうして帰らなければいけないかとか」
「うん、俺は赤司を信用しているからね。赤司には赤司の事情がある訳だし、俺だってきっとそういう時が来ると思うし」
赤司はベッドに座ったままキッチンの椅子に座っている降旗を手招きして呼んだ。
降旗はふらりと立ち上がると大きなベッドの上に座っている赤司の隣に座った。
「僕は光樹のそういうところは好きだ」
赤司征十郎は時々大胆な事を言う。
この状況でそんなことを言われると、俺は勘違いしそうになる。
赤司の言葉に嬉しくて耳まで熱くなっていく。
もう、君は小悪魔すぎて困る。
「僕は今、君を誘ったつもりなんだけど」
「やっぱり?!」
「わかってるのなら手を出すとか唇出すとかすれば?」
「・・・はっ?・・いや・・あの・・ごめん」
「だからそれは嫌い」
ああ、赤司は頭が良いから俺には手に負えない。
手に負えないんだけど、こんなにもドキドキするのは君のことを意識しているからに違いないよね。
じっと赤司のきれいな瞳を覗き込むと、緊張した自分の顔が映し出される。
赤司には滑稽に写っているのかな?
もう、君にはかなわないや
そっと赤司の腕を掴んで顔を近づけていくとその瞳が徐々に閉じられていく。
まるで美しい作り物の人形のようで降旗は見とれながら唇を重ねた。
唇を重ねれば赤司の体は徐々にベッドに倒れ込んでいく。
その頃にはキスに夢中になっている降旗は赤司の口の奥から赤司の舌を絡め取っていた。
「ふっ・・・」
甘えたような赤司の声に全身が熱くなる。
ヤバイ・・・止まらない。
気がつくと赤司の体を強く抱きしめていた。
赤司の両腕も降旗の首に強く巻き付いてきた。
こうなるともう歯止めがきかなくなる。
誘ったのは赤司なんだからね。
俺は知らないよ。
「んふっ・・こうき・・・」
君の甘えたような声が好き
その乱れた赤い髪が好き
濡れて不適に微笑む唇が好き
赤く光る強気な瞳が好き
脱ぐと意外に筋肉質な胸が好き
そして俺の首にしがみついてくるその腕が好き
赤司征十郎が好き・・・
自分がストーカーのように君に執着してしまうのが怖くて
わざと距離をとっているのに
君はその俺の理性をどんどん突き崩していく
だから本当は赤司がどこかへ行く時に、二度と戻ってこなくなっちゃうんじゃないかって心配で仕方がない。
自分は赤司にとって負担なんじゃないか?
赤司に比べたら何もかも劣っているし、赤司には本当はもっと彼に見合う女性と付き合うべきなんじゃないかって時々考えることがある。
それでも赤司が一緒にいてくれるなら、俺に飽きてここから出ていく日が来るまではこのまま一緒にいられるのかななんてね。
「考え事してる余裕があるなんで狡いよ」
「ごめん・・・痛っ」
謝るとその頬を容赦なく平手打ちしてきた。
「いい加減に謝るな」
「フッ」
やっぱり俺は少しMっ気があるみたいだ。赤司になら叩かれることさえ嬉しい。
思わずその顔が緩むと赤司は赤い顔のまま強引に口づけてきた。
そういうところが可愛くて夢中になる。
仕掛けた赤司をベッドに押さえ込むと着ていた服を強引に剥いでいく。
早く赤司が欲しい・・・
赤司が愛しくてたまらない・・・
++++++++++++++++++++++++++++++++
「行ってくるよ」
赤司はいつもの軽装で玄関のドアを開けた。
「うん、行ってらっしゃい。気をつけてね」
「大丈夫、運転手も着いてるからね」
運転手か・・・
過去にその彼にまで嫉妬したことがあるなんて、赤司には絶対に言えないけど
「じゃあ行ってきます」
「行ってらっしゃい。気をつけてね」
「ああ」
降旗は赤司に手をあげて赤司が出ていったドアを見送った。
いつ帰ってくるかなんて怖くて聞けなかった。
早いかもしれないし、すごく遅いかもしれない。
赤司は聞かないと何も言ってくれない。
男同士なんてどこもこんな感じなのかな
よくわからないけど
相手が女なら違うらしい。
河原が付き合ってる彼女はそういうの必ず聞いてくるらしい。
『それが愛されているって実感できるから俺は嬉しいけどね』
河原はそんなことを言っていたな。
じゃあ赤司も本当は聞いて欲しかったのかな?
そんなこと言わなくても伝わっているって思ってたんだけど。
自分からいつ帰ってくるか言わなかったのは、多分自分でもそれがわかってなかったからなんじゃないかと思う。
そんなのきっと聞かれても困るよね。
ベッドに腰掛けながら窓の外に目を向けると赤司が車に乗るところが見えた。
チラッとこっちを見上げて降旗に気がついた赤司は片手を挙げた。
降旗は立ち上がると窓から乗り出した。
「赤司!早く帰ってきてね!」
君を困らせても、それでも一応伝えておきたい。
ここで俺が待っているということを赤司にきちんと知っていて欲しかった。
赤司は苦笑したまま車に乗り込んだ。
「嬉しそうだな」
車に乗り込んだ赤司に運転席に座った運転手がバックミラー越しに声をかけた。
「そんな風に見えるかな?」
「ああ、お前のことは僅かなことでもわかるよ。腐れ縁だからな」
「光樹はね僕にすごく気を遣うんだ。だからなるべく負担にならないように僕にうるさいことは言わないけど、本当はもっと気にしてくれても良いと思うんだ。彼の本当の気持ちが聞けたことが嬉しくてね」
「やけに素直に話すな」
「ああ、君は影だからね黛」
「お前の中じゃ俺はずっと影でしかないか・・・まぁいいさ」
黛もなぜか嬉しそうにハンドルを握っていた。
光樹に早く帰れと言われると今すぐにでも引き返したくなるなんて、僕も随分と甘くなったものだな。
赤司は車の窓から通り過ぎる景色を眺めていた。
~続きはイベントか虎の穴さん委託でお願いします!
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でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
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