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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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桜井はようやく体を起こして開かれたシャツの前を押さえながら階段を降りていく。


※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[4回]


「どないしたん?」
それを見つけたキャプテンの今吉が眉を潜めた。
「すいません・・なんでも・・」
桜井が懸命にシャツを抑えると今吉は桜井の首筋に視線を落とした。
「何もない格好には見えんけど・・・また青峰か」
と今吉は桜井の頭の上に大きな手をのせてくしゃくしゃと撫でた。
「言いたくなければもうよろし。そんな格好じゃ困るやろ、体育館の俺のロッカーにシャツが入っているから貸してやる。一緒に来いや」
今吉は桜井にはなぜか甘い。
「スミマセン・・スミマセン」
「謝らんでええって何回言えばわかるんや」
と体育館に向かった。2人が立ち去るのを階段の影にいた青峰は見ていた。
「余計なことしやがって」
と体育館に向かってのんびりと歩き出した。
 
「早よ着替えんと5時間目始まるやろ」と桜井の着ていたシャツをはぎ取った。
「あっ、はい、スミマセン」
桜井は裸のまま謝って、今吉に手渡されたシャツに手を伸ばそうとしてその手を引っ張られて今吉の腕の中に抱き込まれた。
「前からお前のこと好きやったんや。もう青峰なんかやめとき」
桜井は顔を上げて赤い顔で今吉を見つめた。
「スミマセン・・・離してください」
「嫌や」
「えっ・・でも、スミマセンスミマセン」
「だから謝るなって」
と今吉の顔が近づいてくる。
「ほう、良キャプテンのこと好きだったのか?あん?」
その声に桜井と今吉は同時に振り向くとドアのところに青峰が腕を組んで立っていた。
その隙に桜井は今吉から離れた。
「裸で抱き合ってたなんて言い訳できねぇよな、良」
「すみませんすみません、でもこれは違って・・あの、キャプテンが・・」
桜井は俯きながらただ繰り返す。今吉はクスッと笑う。
「違わんやろ桜井、お前も俺が好きだって言ったれ」
「いえ、スミマセン、あの」
すると青峰が今吉の前を通り過ぎて桜井の腕を掴んだ。
「来い」
今吉はにやけながらそれを見ていた。
「まぁ、ええやろ」

<続く>

 
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

オフ情報に新刊情報を追加しました。
またまた黄笠です。

紫氷とかこの青桜も書きたいなぁ~
ちなみにここの小説の完結した物でもいいかなぁ?
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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