ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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黄瀬君っていつも笑ってるね。
悩み無さそうで羨ましいな。
出会う人は皆そんなことを言っていた。
笑顔は自然と顔に貼り付いていた。
モデル生活をしているせいか、誰かに話しかけられると自然と笑顔になっている。
「お前、無理してねぇか?」
突然笠松先輩が俺の肩を叩いて驚いた。
バスケでは確かにキャプテンでキセキの世代と呼ばれている俺にでも容赦なくて
何度蹴られたことか・・・
この人は乱暴で、短気で、バスケバカで
けど、この人は本当の俺を見ていてくれる。
誰も知らない素顔の俺
「バ~カ、悔しいときぐれぇ素直に泣くんだよ。嫌なときには怒れ。俺の前ではモデルみてぇな気持ち悪い顔すんな」
ひでぇ・・・これでも現役の人気モデルだっつうの
先輩みたいに仏頂面じゃ女の子も近寄りづらいッスよ。
でも何だか気が楽になったッスね。
この人には不思議な力があるッスね
「先輩、ありがとうッス」
素直に言葉にするといきなり後ろから蹴られた。
どうして感謝の言葉を伝えただけで蹴られなきゃいきないッスか?
文句を言おうとして先輩の顔を見ると
「だから、お前は何でそこで礼なんか言うんだ、バカ。そんな暇があったら一点でも入れろ!」
あ、そうか・・・
この人が本当に欲してるのは俺じゃなくて
俺の才能
それでも良いッスよ
だって結局俺を見ていてくれるっていうことッスよね
そして俺はとびっきりの笑顔を先輩に向けた。
「バーカ」
その言葉の裏側にある意味を知ってるのは俺だけっていうことだけで充分ッス
この人だけが本当の俺のことをわかっていてくれる。
だから俺は今日も笑顔でコートに立つ。
笑顔でファインダーの前に立つ。
ね、先輩
end
読了お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます。
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。