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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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翌日の練習には珍しく黄瀬の姿が見えなかった。
 

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ずっと真面目にバスケの練習をしていた黄瀬がいないことに誰もが不思議がっていた。
「体調でも悪いのか?」監督までもが心配していた。
笠松は1年の教室がある校舎に来ていた。昨日の自分の言葉が原因で来ないのならば半分は責任を感じたから黄瀬の様子を見に来た。
「やだぁ~黄瀬君、こんなとこで誰か来たらどうするの?」
ふと女子生徒の甘えるような声が廊下まで聞こえて、笠松は足を止めた。
ここは黄瀬のいるクラスの前だ。放課後で帰宅組は帰って部活組は部活の真っ最中の時間帯、教室の中にいるのはどうやら黄瀬とひとりの女子生徒らしい。
「大丈夫だよ、ほら、誰もいないし、誰も来ない。俺がもっと良くしてやるよ」
「あん・・黄瀬君ったら」
笠松は僅かに開いていた廊下側の窓から黄瀬が女の子を壁に追い詰めている姿を目撃した。
黄瀬が彼女の顎をすくい上げて唇を塞ごうとしていた。
笠松はいきなり目眩を感じて壁に体がぶつかった。
ドンッ!しまった!!壁だと思っていた場所はドアで大きな音が響いた。
今にもキスをしそうだった黄瀬は物音に気づいて廊下に出た。
「先輩?・・・」
走り去っていくバスケ部のキャプテンの後ろ姿を呼び止められずに、黄瀬が呆然と立ちすくんでいる。そこに中から女性との声がした。
黄瀬はハッとしてもう一度教室の中へ戻っていった。
 
笠松は全速力で廊下を走り抜けて、体育館がある渡り廊下の横の中庭にハァハァと息を切らしながら両手をついた。
黄瀬がモテるのは知っていた。だから今までだって黄瀬はきっと女の子とそういうことをしていたに違いない。今更それを目撃して年上の自分が動揺するなんてどうかしている。
冷静に考えれば、全然おかしくないし自然な成り行きなのだ。
それなのにこんなに胸が痛くて苦しいのはどうしてだろう?
試合に敗れたときとは明らかに違う痛みが襲う。そして体から血の気が失せていく。
体中の体温が冷めていく。どうして?なんで?黄瀬・・・
目の前に頬を赤く染めた女子生徒の顔がちらついてくる。彼女は嬉しそうに黄瀬の背中に腕を回していた。
「キャプテン?どうしました?」
体育館から飲み物を買いに出てきたチームメイトが笠松に気づいて声をかけた。
「あ、いや」
笠松は平静を装うと体育館に戻ってランニングを続けた。
とりあえず無心になろうと思った。

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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