ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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着信履歴が5分おきにあった。それも全て黄瀬涼太の表示だ。
電車に乗っていたので音を消してバイブレーターにしたままだった。
携帯電話を見ていると着信のバイブが振動して笠松は危なく携帯を落としそうになりながら電話に出た。
「もしもし」不機嫌そうな声を出す。
「先輩、やっと出た・・・ずっと出なかったから何かあったんじゃないかって、俺心配したッス」
あからさまにホッとしたような黄瀬の声に笠松は思わず笑った。
こいつホントバカだ・・・
「だからって5分おきとか引くわ!!」
「だってぇ~あっ」
黄瀬は急に何かを思いだしたように声を出した。どうしたのかと思っていたら笠松が歩いている前方に同じ学校の制服を着た長身の男が手を振っている。
「このバカ!!」
笠松は電話口で怒鳴ると黄瀬は「声大きいッスよ~」と行って電話を切った。
「先輩のこと待ってました」
「勝手に待つな」
駆け寄ってきた黄瀬を無視して前を進む。
「先輩・・」
「わかったから帰れ」
黄瀬がどうしてここに来たか大体想像がつく。笠松は黄瀬を家に近づけたくはなかった。
だが気づいたら黄瀬は笠松の部屋に座っていた。
笠松の母親は黄瀬のファンだった。
玄関先で黄瀬を追い返そうとしていた笠松に気づいて無理矢理黄瀬を家の中に入れてしまった。
「お前知っててやってるだろ」笠松は黄瀬を睨むと黄瀬はヘラヘラと笑った。
「お前のそのいい加減なところが俺は許せないんだよ」
「だから先輩」急に黄瀬が笠松に顔を近づけてきた。
笠松は後ろに下がるが狭い部屋の中ではすぐに壁に突きあたってしまう。
「本当は嫉妬したんスよね」黄瀬に心の内を言い当てられて笠松は黙り込むと
「もう、先輩って正直だから・・でもだから俺は先輩が好きっす」
片手で笠松の頬に触れると黄瀬の体温が笠松に伝わってきた。
「してほしかったんスよね」顔を近づけながらそんなことを言う黄瀬が許せない。
けど体が固まって動けない。黄瀬が笠松に唇を重ねてきた。
黄瀬の長い両手が笠松の体を包み込む。これじゃあまるであの時の女子と同じじゃないか?!と思いながら黄瀬の上手なキスにぐったりと黄瀬に体を預けてしまった。
<続く>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
短編とかも書きたいなぁ~
と思います。
どんな話がいいかなぁ~
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。