ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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黄瀬はシェークまで買ってきていた。
「はい、先輩どうぞ」差し出されたシェークのストローに口を付けて吸っていると黄瀬はじっと笠松を見つめていた。
「先輩、嘘ついたら針千本飲んでもらいますからね。ああでも針千本じゃ死んじゃうから、俺の飲んでくださいよ」
笠松はズズッと派手にストローの音を立てて黄瀬を見た。
「本当はさっきの森山の話は嘘ッスよね」
こういう時の黄瀬の顔は何だか迫力がある。
こんな展開になるなら正直に言っても何も変わらなかったじゃないか・・・
笠松は嫌な汗を背中にかきながら黄瀬の顔をじっと見つめていた。
「やっぱり嘘ッスね。俺別に何を言われてもいいんッスけど、嘘をつかれるのは傷つくなぁ」
黄瀬は額を笠松の額につけて笠松の大きな瞳を覗き込んだ。
「本当のこと言ってください」
こんな風に真剣に言われるとすごく恥ずかしいし、どうしていいのかわからない。
「森山は・・・」
笠松は正直に答えようと思った。
「あいつはお前のこと実はその・・不能じゃないかって」
そこまで言うと黄瀬はゲラゲラ笑い出した。
「ああ、それでっスか・・・おかしい、先輩も笑いたかったっスよね。だって違うこと先輩はよーく知ってるし」
笑いながら赤くなった笠松の肩に手をかける。
「じゃあ、もう一回そうじゃないこと証明しますよ。先輩、硬くならないでくださいね」
「だから、お前はそうじゃないけど、その・・ホモとか言えねぇじゃねか!!」
笠松は黄瀬の手を掴んで肩から外した。
「ああ、それで赤くなっちゃったんっスか?相変わらず反応がいちいちバージンみたいで先輩たまんないッスよ。今時女だってそんなことで赤くなる奴なんて皆無ですよ」
確かに黄瀬の言う通りかもしれない。
けど、だからって反応しないようにするにはどうすればいいのかわからない。
「俺だってこんなんでいちいちお前に反応したいなんて思わねぇけど、こればかりはどうしたらそんな反応を示さなくなるのかわからねぇんだよ」
そう言う笠松に黄瀬はもう一度手を伸ばした。
ゆっくりと笠松の頬に触れながら顔を近づけていく。
黄瀬の瞳が笠松の目の前に迫ってくると
「先輩はそのままがいいんッス」などと囁いてくる。
反則だ・・・黄瀬
笠松は間近にあった黄瀬の顔をじっと見つめると黄瀬はすぐに離れていった。
「とりあえず食いませんか?」
一瞬何かを期待していた自分が恥ずかしくなって笠松は照れ隠しに黄瀬をポカリと殴った。
「いてっ!」
<続く>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
オンリーのサークルの位置が変更になりました。
主催者様、近隣のご迷惑をおかけしたサークル様
本当に申し訳ございませんでした。
自分のミスでこんなに周りを巻き込んでしまったことを真面目にお詫び申し上げます。
また迅速にご配慮いただいたこと、深く感謝いたします。
ありがとうございました。
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。