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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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伊月は急に火神の瞳の奥にギラつくものを見た。
 

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

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少しからかってやろうと思っていただけなのに、火神に押さえつけられている力に圧倒的な差を感じて恐怖がこみ上げてきた。
日向でさえ伊月を大切にしていてまだキスや触る以上に進展していないのに、火神はそれ以上のことをしそうな勢いを感じた。
「悪い、冗談だからもう離せ」
伊月の言葉に火神は口元を歪めて笑った。
「伊月先輩そりゃないっすよね。煽ったのは自分じゃないっすか。せっかくだから楽しんでいきましょう。大丈夫日向先輩のこともこのことも俺は誰にも言いませんから」
日向の目の前で唇がぶつかりながらそう言って、強引に唇を塞がれた。
日向とは違って噛みつくような野生のそれが日向の口腔内を荒々しく掻き回した。
「んっ・・・ふっ・・・や・・・」
伊月は今更抵抗してみても火神の大きな体で押さえつけられると身動きが取れない。
「いや・・・やめ・・・あっ」
火神の無骨な手が伊月の着ていたTシャツをめくり上げる。
素肌に火神の手の温もりが触れて伊月は体を震わせると火神は一度唇を離した。
「伊月先輩、日向先輩ともう経験済みじゃなかったんですか」
体を震わせて本気で怖がっている伊月を火神は驚いたように見つめていた。
ここで「その通りだからやめて欲しい」と言えば火神はそれ以上のことを伊月に望まないのだろうか?火神の気持ちがわからずに伊月は何も言わずに火神から視線を逸らす。
火神にとっては肯定とも否定ともわからない仕草だった。
ドンッ!
勢いよく火神は伊月を壁に押しつけた。
「ま、どっちでもいいっすよ・・」
火神の鋭い瞳が伊月の瞳を覗き込む。もう一度近づいてくる火神の唇に伊月は瞼を閉じていく。
程なく火神の唇がもう一度伊月の繊細な唇に触れる。
荒々しく息を吐き出しながら同時に伊月の服の中に火神の手が滑り込んできた。
その手は遠慮なく伊月の体に触れてくる。
なんだかすごく嫌だった。火神のことは嫌いじゃないけどこういうことをするのはやっぱり日向以外は嫌だ。
「いや・・・やっ」
弱々しく抵抗しても火神は離れずその強い腕で伊月の体を抱きしめている。
「やめ・・ろっ・・」
それでも顔を背けたり両手で火神の体を懸命に退かそうと抵抗を続けた。
ボンッ!
突然音がして火神の頭にボールが投げつけられた。
衝撃はそのまま伊月にも伝わり、伊月は壁に頭を打った。
「うっ・・・」
目が覚めたように火神は数回頭を振って、ボールが飛んできた方向を振り向いた。
伊月も火神が振り向いてその向こうが同時に見えた。
「日向・・・」
伊月はズルズルと壁によりかかったまま座り込んでいた。
壁にぶつかった頭の痛みよりもズキンと脈打つような胸の痛みの方が激しい。
日向はすごく怒った顔で立っていた。
ずっと2人のことを見ていたのだろうか?どうして?帰ったはずじゃなかったのか
伊月何も言えずにまだ日向の顔を見ていた。
火神は頭を掻きながら、なにもなかったようにロッカールームへ引き上げていく。
日向も火神のことなど最初からいなかったかのように無視をしていた。
やがて床にキュッというシューズの音がして日向は伊月に背を向けた。
何でもいいから言って欲しいかった。そうすれば自分は言い訳することができるのに・・・
だが立ち去ろうとしている日向の瞳があまりにも悲しくて伊月は何も言えなかった。
お前があんまり火神と仲が良さそうだったから嫉妬したのは俺のはずだったのに
伊月は誰もいなくなった体育館の床に座っていた。

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

イベントが近くなりました。
無配の青黄本を書きました。
黄瀬受けスペースなので黄笠だけでは気がひけます。

読むのはどっちでもいけます。
ただ書くとどうしても笠松受けになってます。
ワンコヘタレ黄瀬が好きでしたが
最近の本誌の黄瀬はちょっと格好いいというかだいぶ格好いい
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ黄瀬好きですvv

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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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