ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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何となく誘導されてここまで来たパターンは多い。
でも今日はひとりになりたかった気がする。
「やっぱり帰ろうかな」氷室は紫原の家の前で背を向ける。
その腕を紫原は掴んで引き戻した。
「室ちんそりゃないよぉ~だめ、帰さないからね。ささ入って」
と玄関のドアを開けた。
氷室は腕を掴まれたまま結局紫原の家の玄関で「お邪魔します」と声をかけた。
「誰もいねぇって」
紫原は靴を脱いで上がると氷室の腕を掴んだまま居間に歩いていく。
「その辺に座ってて」
居間に入るとようやく氷室の腕を離して自分はキッチンに向かった。
「室ちんカルピスでいい?」
「ああうん」
氷室は紫原の家に来るといつも座るクッションの上に座った。
程なくカラカラと氷の音を立てながら紫原がグラスに入ったカルピスを運んできた。
それをテーブルの上に置いた。
自分も別のクッションの上に座ると持ってきたカルピスのグラスに口をつけて飲んだ。
「うまいなぁ~なんでうちの学校カルピスウォーターとか売ってねぇのかな」
紫原はカルピスが好きらしい。
そう言われて氷室も目の前のグラスに手を伸ばした。
「敦は本当に子供っぽい食べ物とか飲み物好きだな」
と笑う。そんな氷室に紫原はそのグラスを取り上げて口をつけた。
「あっ」思わず氷室が声を出した。
「やったぁ、室ちんとまた間接キスした。ふふっ」
ペロンと舌を出して氷室の口をつけた位置を舐めた。
「おい、ちょっとそれはやり過ぎだろ」
それを見た氷室が苦笑する。
「本当に敦は子供みたいだ」紫原は氷室のグラスを手にしたままその顔を近づけてきた。
「あのさぁ、さっきから子供子供って言うけど室ちんと1つしか年違わないじゃん。何だったら直接キスしてみてもいいんだよ」
それに対してやっぱり氷室は冷静に笑った。
「ばか、よせよ・・大体何を血迷って敦にキスなんかされなきゃいけないんだか・・・」
だが、紫原は氷室のその言葉に氷室の腕を掴もうと手を伸ばす。
「あっ!!」
その手がテーブルの上のグラスにぶつかってそのグラスを倒した。氷室の制服の腹の辺りからズボンを濡らした。
「もう、敦がふざけるからびしょびしょじゃないか」
笑いながら氷室はグラスをテーブルに戻して転がった氷を拾った。
「室ちんごめん、でもなんかやらしいね」
紫原はニヤリと笑った。
<続く>
読了、お疲れさまでした。
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HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
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