ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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子って・・・多分同じ年なのに・・・
高尾は隣に座ったきれいな顔をした長身の彼を見つめていた。
「もしかして緑間っちのところへ行くんっすか?」
彼はサラサラの髪を風になびかせながら高尾に尋ねたので高尾は頷いた。
「オレは黄瀬、黄瀬涼太。緑間っちと同じ帝光のバスケ部ッス」
「あ、オレは高尾和成」
と右手を差し出すとその手を黄瀬が握った。
「随分小柄だけど高尾っちもバスケ部っすか?」
高尾はまたコクリと頷いた。
「高校はどこっすか?」
黄瀬の問いかけに高松はこらえきれずに笑顔で答えた。
「秀徳高校」
「あ、緑間っちと同じ学校ッスねじゃあ敵同士ッス。楽しみにしてるっすよ」
黄瀬は嬉しそうにそう言うと、「あ、俺この駅なんで、ああ緑間っちも同じっすよ」
と高尾も一緒に駅に降りた。
「それじゃあまた」黄瀬が駅の階段から手を振って去っていくのを高尾も笑顔で手を振りながら見送った。
「何を楽しそうに話していんだ?俺はお前を心配して損したのだよ」
黄瀬を見送ってから改札を抜けるとそれを全て見ていたらしく緑間が渋い顔で近づいてきた。
「あ、真ちゃん!」
今更急に落ち込んだ顔をしても無理だと思った高尾は、そのまま緑間に抱きついた。
「なななななな・・・お前はおかしくなったのか?」
大勢の帰宅途中の人の中で抱きつく高尾に緑間は慌てながら真っ赤になった。
だが、高尾に気を使ってか無理矢理高尾を自分から引き離そうとはしない。
「やっぱり真ちゃん大好き!!俺受かってた」
勢いに任せて高尾は白状する。
「えっ?今何て・・・だって番号なかった」
「だからあれ違っていたって」
それでも緑間は信じられなかったらしい。高尾の体を一度優しく引き離してじっと顔を見る。大体間違うことなど前代未聞の事件である。
それが秀徳という名門校だから余計にありえないと緑間は思った。
こいつあまりのショックにちょっとおかしくなったのか?かわいそうに・・・
緑間が哀れみを帯びた視線で高尾を見ると高尾は笑った。
「信じられないのも仕方ないか。まあいいや。真ちゃん俺ケーキ、コンビニのだけどお祝いしたくて買ってきたんだぜ」
高尾が袋を持ち上げるのを見て緑間は自分の家まで歩着始めた。
「じゃあ部屋まで来ればいい。今日は泊まるか?」
緑間がまだ複雑な表情を向けると高尾は大きく頷いた。
「もちろん」
<続く>
読了、お疲れさまです。
web拍手をありがとうございます。
みどりん可愛いと思いませんか?
高尾もすごく可愛い。
緑高はかわいいCPだと思います。
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。