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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「伊月先輩達遅いですね」
 

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[3回]


ポツリと黒子が呟くと火神はまた頬を赤くした。
その反応に黒子は火神に寄りかかる。
「いちいちそんな反応するくらいなら伊月先輩にキスなんかしなければよかったのに」
「えっ?黒子今なんて?!」
ポツリと呟いた黒子の言葉に木吉がニコニコと反応した。
幸い他のメンバーには聞こえなかったらしい。
火神は更に真っ赤になり黒子の言葉を取り消そうと木吉に向き合う。
「あ、いや・・そうじゃなくてキス食べたんだって・・伊月先輩と・・・」
全然意味不明な言い訳をする。
「何言ってるんですか火神君。火神君が伊月せんぱん?」
火神は途中で黒子の口を手で塞いだ。
それを見た木吉は本当は気づいているのかもしれないが笑いながら
「じゃあ俺の部屋はあっちだから」
と荷物を持って廊下を先に歩いていく。
「ったく、あいつに知られたら厄介だろ。それより1年の部屋はどこだ?」
火神が黒子の口から手を離してキョロキョロとする。
その腕を黒子が掴んで背伸びをして火神の顔を見つめた。
「火神君、僕体が熱くなっちゃいました。責任とってください」
「えっ?!」火神が黒子の顔を見下ろすと黒子は瞼を少し閉じてまつげを揺らした。
「その・・・僕にも・・」
黒子は火神にキスを強請っているらしい。火神はまた顔を更に真っ赤にする。
「く、くろこ・・・おまっ・・ちょっ・・」
旅館の廊下の隅で黒子は火神に背伸びしながら唇を重ねると火神も最初は拒んでおきながら、その体に腕を回すと抱きかかえるようにして唇を塞いだ。
やがてその唇が離れると
「火神君苦しいですよ」と黒子は何もなかったかのような反応をした。
火神は赤い顔のまま1年の部屋へと向かった。
 
「ここかな」「ここだな」
一方日向と伊月はようやく旅館の前まで打とりついていた。
結局長い電車の中で2人は疲れて眠ってしまった。目が覚めたら到着していた。
駅を出てここまでランニングしてくると適当に体が動きやすくなっていた。
「やっと来たな」
旅館の窓から木吉が顔を出していた。
どうやら少しだけ心配してくれていたらしい。
「おうっ、やっと着いたぜ」日向も手を挙げて木吉に挨拶した。

<続く>


読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
10月のスパコミではどのカップリングを書くか迷っています。
どれも書きたい~!!!!!
でも多分エロ満載の桜井と青峰、そして今吉が絡む話が書きたいです。
もちろん黄笠の切ない話も書いてからですが・・・
がんばります!!
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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