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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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緑間は別のパンに手を伸ばすと、今度はそれを横からさらうように持って行ってしまう。
 

拍手[5回]

「なんなのだよ!」
緑間がムッとすると桃井がなぜか謝った。
「ごめんねぇ~青峰君って何だが人が欲しがるもの欲しがるの。だけどみどりんもお腹空いてるよね。これは食べちゃダメ」
桃井が青峰から弁当を一個取り上げてようやく緑間の元にパンが来た。
よかった・・・
青峰はそれが楽しそうにケラケラと笑い出した。
「お前でも黄瀬のパン取られて怒るんだと思うとおかしいな」
「青峰君タチ悪いよ。最低」
横で桃井がプンプン怒っていた。
緑間はそれを見ていて自分が熱くなるのも馬鹿らしく思えてきてパンを手に取ると、立ち上がった。
「緑間っち、冗談じゃないッスか」
黄瀬が笑って引き止めたが、別にこんなところで楽しく昼食など摂るつもりもない。
「青峰君みどりんに謝りなよ」
桃井がそんなことを言ったが緑間は片手を上げた。
「別にかまわないのだよ」
「ふっ、こいつはそういう奴だから気にするな」
青峰の言葉に今度こそ緑間はそのまま屋上を後にした。
「まったく、なんなのだよ」
 
予鈴が鳴っても青峰は教室に戻ってこなかった。
このまままたサボる気か?
まぁ、俺には何も関係ないのだよ。
しかしポツンと空席の机がとても気になる。
今度は授業開始のチャイムが鳴った。
やっぱり青峰は戻ってこない。
「ああ、もうまったく」
緑間が呟いて立ち上がると周りの奴らが
「どこへ行くんだよ」
などと声をかけてくる。
緑間はそれを無視して廊下に出た。
「あん?」
目の前に青峰の姿を見たがそのまま教室に戻ると、青峰を探して立ち上がったことがバレてしまう。
そんなことはプライドが許さない。
緑間はそのまま青峰の横を通り過ぎようとして、またその手首を掴まれた。
「エスケープなら付き合うぜ」
ニヤリといたずらっ子みたいな笑みを浮かべた青峰に緑間は
「体調が悪いのだよ」
と言うと青峰がニヤリと笑った。
「ちょうど良い保健室に連れて行ってやるよ」
どうしてこうなるのか考えながら緑間は青峰に腕を掴まれたまま保健室へ向かった。

<続く>

 
読了、お疲れさまでした。

6月7日は帝光背番号の青緑のひでもあると思って
多分マイナーすぎて他にいないと思いますが
青緑の話の続きをあげました。

正反対の性格で気に入らないというか鼻にもかけない相手のはずが
ふとした瞬間にとても気になる存在になれば面白いと思いました^^
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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