ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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「このくらい問題ねぇ」
聞き覚えのある名前を聞いて笠松が通りの横にある公園の方を見ると、まだ誠凜のメンバーがいた。火神も黄瀬と同じように制服を乱している。
「ひとりですか?」
突然近くで声がして横を見ると黒子がいた。
「わっ!!でた!」
「人を幽霊みたいに言わないでください」
笠松がサッと避けると黒子はそう言った。
「黄瀬君は僕がまだ彼と一緒にバスケをやると思っているみたいですが、僕には今別の目標があって黄瀬君と同じチームでプレイする気は全くありませんから、あなたからもそういってもらえませんか」
黒子の言葉に笠松は呆然と黒子を見つめていた。
「おっ、黒子こんなところにいたのか」
火神が黒子に気づいて近づいてきた。隣にいた笠松に気づいて顔をしかめた。
「あ、海常のキャプテン?」
「笠松」
「そうそうで、何を話してたんだ?」
火神は黒子に尋ねると黒子は無表情のまま
「内緒です」
火神の視線が笠松に向けられた。笠松は火神から何かを言われる前にその場から離れた方が無難だと思い黒子に
「じゃあ俺は」というと黒子は「はい、黄瀬君によろしく伝えてください」と相変わらず無表情なまま別れを告げた。
黒子と火神達誠凜のメンバーの側から離れて歩いていると黄瀬が走って追いかけてきた。
火神の会話を聞いて公園で黄瀬と火神と黒子が誰かとバスケの試合をしていたらしいことを知った笠松は、さっき黄瀬に向けた視線が勘違いだったことを知って少しバツが悪かった。
「先輩、さっきから何度も呼んでるのに無視しないでくださいよ」
黄瀬が笠松の腕を掴んで振り向かせた。
笠松は少し頬が熱くなっていた。
「あれ、先輩なんか赤くなってませんか?俺のことそんなによろこ・・って」
同時に笠松の持っていた鞄が黄瀬の頭に当たっていた。
黄瀬は涙目で笠松を見る。
「ひどいっすよ先輩・・・」
「ひどいのはどっちだ」
「確かに俺は先輩のこと見てると、こうねじ伏せたくなって、組み敷いたり・・・」
笠松は更に赤くなって黄瀬の口を塞いでいた。往来の真ん中で大声でする会話ではない。
黄瀬にとっては良くあることでも笠松にとっては冗談じゃすまされない。思い出すだけで体中に火が付きそうなほど熱くなるのだった。<続く>
読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございました。
今年も始まりました。ただ、イベントがありますのでもしかしたら
こちらの更新がおろそかになったらスミマセン・・・
以下コメントへの返信です。
いつも読んでくださってありがとうございます。
イベントはまだ本ができていませんががんばります。
いつもコメントありがとうございます
こちらこそよろしくお願いします。
いつも勇気づけられています。
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。