ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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口元を上げて笑う顔はいつもの青峰の顔だった。
「だ、大丈夫です。すいません」
桜井がぺこりと頭を下げると青峰がクスッと笑った。それはいつもの青峰とはすこし違っていた。
青峰がここに住みつくということは自分はいつでもこんな風に青峰に体を組み敷かれるのだろうか?
それで気まぐれな青峰は飽きるとまた別のところに移っていくのかもしれない。
そうしたらまたひとりになるのだろうか・・・何となく悲しい。
青峰が自分みたいな目立たない奴を気に入ったのは料理の腕が気に入っただけで、他にもっと料理がうまい女子とかが現れればそっちの方が良いに決まっている。
「はあ~」
「ため息なんかついてんじゃねえ。俺はそう言う奴が一番嫌いだ」
シャワーを浴びながら思わずついたため息を、バスルームに戻ってきた青峰に聞かれてしまった。
「スミマセン。。スミマセン」
「良、いいか良く聞け。ため息をついた分だけ幸せは逃げていくんだ」
後ろから濡れた髪を掴まれて上からその顔を覗き込んだ青峰は意外なことを言う。
「スミマセン、俺どうせ幸せなんか縁遠いし」
「くそぅ」
青峰は桜井の裸の肩をグイと掴んで自分の胸に引き寄せた。
「俺がいるのに何でそんなことを言う。俺じゃ不満とでも言いてぇか?あ?!」
青峰は怖い顔をしてドスのきいた声でそう言うが、言っている言葉自体はすごく甘い。もう少し囁くように言ってくれたらもっと幸せだと実感できるのに・・・
でも桜井はすごく嬉しかった。微妙な顔を青峰に向ける。
「気まぐれでそんなこと言うなら、あんまり優しくしないでください。俺・・・青峰さんがいなくなったとき悲しくなります」
「だから・・面倒な奴だな」
青峰は何かを言おうとしたが、口をつぐむとその唇で桜井の唇を塞いだ。
青峰の口づけは何かを伝えようと桜井の口の中をたどっていく。
そして長く淫らな物へと変わっていった。
<続く>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
青峰は桜井が大好きなのに、桜井はそう思えない。
自分が青峰を好きになってしまったら、傷つくのは自分だと思っている。
焦れったいのがツボです
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。