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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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前回出したオフ「桜月」の裏話みたいなのが出せたらいいなと
密かに思っています。

前回の「桜月」が笠松目線だったので今回は黄瀬目線の話にしたいと思っています。
そこでちょっとサンプルに出足だけアップしてみました。

当日机上にあるかどうかは本当にわかりません。。。。
またスペースなどが決まりましたご連絡します。




 reflects the moonlight(月の光に反映)
 
 

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黄瀬を光と影で表現するなら誰もが間違いなく光と表現するだろう。
その光は眩しく思わず目を細めたくなる。
だが黄瀬自身はそんな風には考えていない。いつだって自分には光り輝く表向きの部分に相反する暗い影の割合が多いのだと思っていた。
 
そんな光り輝く黄瀬の周りにはいつも多くの人が集まってくる。
見た目の派手さと行動の柔軟さに誰もが好感を持って接していた。
黄瀬が壁に突き当たってしまったときとか、真剣に何かに悩んだときに相談すると
「お前はいいよな、俺たちなんかそんな悩みさえも持たないよ」とか「黄瀬ならそんな悩み別にどうってことないさ」等と決して親身にとらえてくれる仲間は今いない。
そんな黄瀬でも帝光中学にいた頃だけは信頼できる仲間もいた。だが彼らは仲間と同時にライバルで常に張り合っていたから、あまり自分から弱みを打ちあけることもなかった。
というよりは向こうは何も言わなくても黄瀬の悩みを察してくれていた。
高校(海常)に入学してから本当の友を探していた。黄瀬自身は気づいていないかもしれないが、黄瀬は寂しがり屋で側に誰かがいないといられないのだ。
職業柄そういった部分はあまり表面には出さなかった。彼の持っているもう一つの顔がモデルという派手な世界だから誰もが彼を派手だと思っている。
近づいてくる人も大抵黄瀬自身よりも黄瀬の見た目に惹かれて集まっているに過ぎない。
それでもかまわないと諦めてしまったのはいつからだろう。
黄瀬が明るく光り輝いて見えるのはそんな諦めが前提にあるからだった。
 
「キセキの世代ねぇ」
目の前でそう呟いた彼は部員募集と書かれた机に頬杖をついていた。


読了、お疲れさまでした。
続きはオフ本にて

web拍手をありがとうございます。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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