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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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何でこんな腹黒キャプテンと一緒に歩いているのか自分でも理解しがたい。
 

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[1回]


若松は不思議そうな顔をしたまま街路樹を歩いている。
何となく上機嫌に見えるのは気のせいかもしれないが、この男の上機嫌はすごく気持ち悪い。若松は今にも逃げ出したくなってきた。
「あっ!」
逃げ出す口実を口にしようと声を出すと思いの外うわずった大きな声が出て、若松は自分でも驚いた。
「何や、急に大きな声出して、驚くやないか」
「あ、すまん・・・ちょっと野暮用思い出した」
しかし今吉はただニコニコと笑っていた。
「だから帰ってもいいか・・な・・・」
若松が今吉の前に顔を出すと、今吉の瞳が開かれた。
うわっ、こえぇぇぇぇ・・・
「なぁんて、大丈夫かな・・・ははははは」
「ほんまに大丈夫か?」
開きかけた瞳がまた笑顔のそれに変わると若松は妙にホッとした。
なんで俺こんなにヒヤヒヤしながらキャプテンと歩いてんだろう?
元はと言えば青峰が桜井を連れて帰ったからいけねぇんじゃねぇか・・・
やっぱりあいつは疫病神だ。
この息がしづらいような恐い雰囲気をどうしてくれる?
それにしてもこの男一体何を考えてんだか・・・
いい加減帰ってもいいかな?
と若松が今吉の顔を振り返った。
「ん?もうすぐやから、もうすぐ家やから」
えっ?!なんでキャプテンの家?
若松は今吉の顔をじっと見た。
「なんでって、まあ行けばわかるから」
「俺今声に出てた?」
心で思ったことに回答されると口に出していたのかと不安になる。
「言ってないけど、お前は人一倍感情が読みやすい顔してるからなぁ」
「悪かったな」
吐き出すように言って顔を上げると
「ここや」と今吉が一軒の家の前で立ち止まった。
何の変哲もない普通の家の門を開けてドアの鍵を開けた。
「さ、どうぞ」
「誰もいないのか?」
「もともとひとりや、家族は大阪にいるさかい」
「単身赴任みたいだな・・・あんた」
「まぁ、似たようなもんや。今日は泊まってええよ」
「嫌だよ」
「そうか。好きにするとええわ」
と靴を脱いで家の中へと入っていった。
「適当に座っといて、着替えてくるわ」
と居間に通された。
そう言って居間を出た今吉は階段を上がっていった。
ひとりでこんな一軒家に住んでいるなんて贅沢だと思いながら、若松は正面に置かれていたテレビのスイッチを入れた。
別にテレビが見たかったわけでもないがそれほど親しいわけでもないキャプテンの家で何をすればいいのかとても困る。
「何で俺こんなとこにいるんだろう?」
ポツンと呟きながらごろんとソファーに横になった。
「何や随分とくつろいでるやないか」
急にそう言われて若松はその体勢のまま
「別に誰か他にいる訳じゃねぇし、あんたしかいねぇならいいだろ」
「それもそうやな。フフフ」
今吉は笑いながら若松の横になっているソファーの端に座った。
若松はうつ伏せに伸びた格好でテレビを見ていた。
「お前のここ結構こってるな」
今吉は若松の尻を両手で掴みながら揉んでいる。
何やらくすぐたいがキャプテンがそう言うなら少しそのままにしておこうと若松は思った。
今吉は若松の尻を制服の上から揉む。
「何ややりにくいな、もっと柔らかくしてやるからそれ脱いで下着になり」
「ん、ああ」
若松は言われるままに制服のズボンを脱ぐと下だけパンツになってうつ伏せになった。
「おお、ええ感じや」
今吉の指が直に尻に触れているようでくすぐたい。
「あの・・これ何の効果があるんっすか?」
と尋ねた若松に今吉はニッと口元を上げて笑った。
「まぁ、そのうちわかるわ」

<続く>


読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

今吉は桜井に若松は青峰にふれらた者同士
こんな風に間違いが起きても不思議じゃない・・・
と思っている^^
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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