ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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だからって日向だってちょっと言い過ぎだよ。
別にみんなだってわざとやってるわけじゃないんだし
日向と付き合ってることがバレないようにするのって結構大変だし・・
だから日向だってちょっとは悪かったよな。
そうだ、何でもかんでも全部俺が悪い訳じゃないよな。
伊月はいつもなら日向と並んで歩く学校の帰り道
ひとりで歩いていた。
今日の部活の時にクラスの女の子が伊月に差し入れを持ってきた。
日向はキャプテンとしてそれを見つけて
「そんなのは練習の邪魔だからこんなところに持ってくるな」
と彼女達に言うから伊月は彼女達の気持ちを考えて
「そんな言い方ないんじゃないか」
と反論した。
結局その場は木吉が納めてくれて彼女達も帰っていった。
だが、伊月は珍しく怒って、その後の練習中も日向とは口もきかなかった。
一方の日向もプスッとしたまま自分から伊月に謝りもせずに
その日は1年に八つ当たりしていた。
練習が終わると伊月はさっさと体育館を出てきてしまったところだった。
だが、いつも日向と歩く道をひとりで歩いていると
怒りよりも反省してくる。
だからってこっちから謝るほど伊月が悪いとは思えなかった。
何気なく道端にいた男女の学生に視線がいった。
女の子が男子の手を指さしながら
「どちらにしようかな~天の神様の言うとおり~・・」
という歌が聞こえてくる。
一方の男子は嬉しそうにそんな彼女の顔を見下ろしていた。
彼女はなかなか選べずに歌の語尾を聞いたことのない言葉を足していく。
伊月はそんな二人を見ながら振り返った。
「あっ・・・」
数メートル離れた場所に日向が立っていた。
ずっと後ろにいたのだろうか?
目があった瞬間、気まずそうに視線を逸らした日向に伊月は思わず吹いた。
それでもまだ向こうから謝った訳じゃないし、伊月はプイッと前を向くと歩き出した。
歩きながらさっきの女の子歌が頭を過ぎった。
「どーちーらーにーしーよーうーかーな・・・」
伊月が歌い出すと日向はびっくりした様子で声を上げた。
「ばっ・・・」
伊月が歌い終えると伊月は立ち止まって振り向いた。
その顔はニッコリと日向を見て微笑んでいる。
日向が距離を置いたまま立ち止まっていると伊月は笑顔で
「ごめん」
と言った。
そのまま前を向いて歩き出そうとするから
慌てて日向は走り出して伊月の腕を掴んだ。
「悪いのは俺だ、お前が女の子に囲まれてるの見て、イラついたんだ!ごめん!」
伊月の前で頭を下げてきた。
伊月はまたフッと笑いながら
「神様の言うとおりにして良かったな」
などと日向にはわからないことを呟いた。
日向が首を曲げると、伊月は笑いながら
「日向は嫉妬してしれたんだ」
と日向の顔を真っ直ぐに見つめてくる。
「だぁほ!そんな・・ん」
「いいよ、素直に言えば俺からキスしてあげる」
伊月の言葉に日向が真っ赤になって頷くと伊月はゲラゲラと笑った。
「なんちゃって・・・」
「あ、許さん!!絶対キスしてもらう」
伊月の両腕を掴んで人影の少ない木陰に誘い込んだ。
ああ・・日向の匂い・・・
ぎゅっと抱きしめてくる日向の温もりが心地良い。
ああ、ダメだな、俺やっぱり日向のこと好きだ。
やがて重ねられた唇にから伸ばされた舌に自らの舌を絡めていく。
頭の中ではずっとあのかぞえうたが流れていた。
おしまい
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます
アンケートで一番多いCPなのに小説が少ないので
短編を書いてみました。
伊月はきっと優しいしカッコイイからモテると思います。
日向はそんな伊月にハラハラさせられる毎日だといいな~
別にみんなだってわざとやってるわけじゃないんだし
日向と付き合ってることがバレないようにするのって結構大変だし・・
だから日向だってちょっとは悪かったよな。
そうだ、何でもかんでも全部俺が悪い訳じゃないよな。
伊月はいつもなら日向と並んで歩く学校の帰り道
ひとりで歩いていた。
今日の部活の時にクラスの女の子が伊月に差し入れを持ってきた。
日向はキャプテンとしてそれを見つけて
「そんなのは練習の邪魔だからこんなところに持ってくるな」
と彼女達に言うから伊月は彼女達の気持ちを考えて
「そんな言い方ないんじゃないか」
と反論した。
結局その場は木吉が納めてくれて彼女達も帰っていった。
だが、伊月は珍しく怒って、その後の練習中も日向とは口もきかなかった。
一方の日向もプスッとしたまま自分から伊月に謝りもせずに
その日は1年に八つ当たりしていた。
練習が終わると伊月はさっさと体育館を出てきてしまったところだった。
だが、いつも日向と歩く道をひとりで歩いていると
怒りよりも反省してくる。
だからってこっちから謝るほど伊月が悪いとは思えなかった。
何気なく道端にいた男女の学生に視線がいった。
女の子が男子の手を指さしながら
「どちらにしようかな~天の神様の言うとおり~・・」
という歌が聞こえてくる。
一方の男子は嬉しそうにそんな彼女の顔を見下ろしていた。
彼女はなかなか選べずに歌の語尾を聞いたことのない言葉を足していく。
伊月はそんな二人を見ながら振り返った。
「あっ・・・」
数メートル離れた場所に日向が立っていた。
ずっと後ろにいたのだろうか?
目があった瞬間、気まずそうに視線を逸らした日向に伊月は思わず吹いた。
それでもまだ向こうから謝った訳じゃないし、伊月はプイッと前を向くと歩き出した。
歩きながらさっきの女の子歌が頭を過ぎった。
「どーちーらーにーしーよーうーかーな・・・」
伊月が歌い出すと日向はびっくりした様子で声を上げた。
「ばっ・・・」
伊月が歌い終えると伊月は立ち止まって振り向いた。
その顔はニッコリと日向を見て微笑んでいる。
日向が距離を置いたまま立ち止まっていると伊月は笑顔で
「ごめん」
と言った。
そのまま前を向いて歩き出そうとするから
慌てて日向は走り出して伊月の腕を掴んだ。
「悪いのは俺だ、お前が女の子に囲まれてるの見て、イラついたんだ!ごめん!」
伊月の前で頭を下げてきた。
伊月はまたフッと笑いながら
「神様の言うとおりにして良かったな」
などと日向にはわからないことを呟いた。
日向が首を曲げると、伊月は笑いながら
「日向は嫉妬してしれたんだ」
と日向の顔を真っ直ぐに見つめてくる。
「だぁほ!そんな・・ん」
「いいよ、素直に言えば俺からキスしてあげる」
伊月の言葉に日向が真っ赤になって頷くと伊月はゲラゲラと笑った。
「なんちゃって・・・」
「あ、許さん!!絶対キスしてもらう」
伊月の両腕を掴んで人影の少ない木陰に誘い込んだ。
ああ・・日向の匂い・・・
ぎゅっと抱きしめてくる日向の温もりが心地良い。
ああ、ダメだな、俺やっぱり日向のこと好きだ。
やがて重ねられた唇にから伸ばされた舌に自らの舌を絡めていく。
頭の中ではずっとあのかぞえうたが流れていた。
おしまい
読了、お疲れさまでした。
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アンケートで一番多いCPなのに小説が少ないので
短編を書いてみました。
伊月はきっと優しいしカッコイイからモテると思います。
日向はそんな伊月にハラハラさせられる毎日だといいな~
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。