ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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へぇ、火神と随分と仲が良いんだ・・・
伊月は本当に面白くない。
「別にいいよ。わかったから・・・」
伊月はそのまま背を向けると体育館の方へ戻っていった。
取り残された日向は
「あいつ何を怒ってたのかな」と首を傾げていた。
伊月が体育館に戻ると既に他のメンバーも走り終わってそれぞれウォームアップをして体をほぐしていた。伊月が火神の近くまで行くと火神は急にさっきの光景を思い出したのか顔を赤くして目を逸らした。
へぇ、本当に純粋そうだなこいつ・・ちょっとあとでからかってやろうかな。
伊月は日向へのあてつけもあって火神に対して悪戯心が湧いてきた。
「なぁ、終わったら少し話があるんだけど」
伊月の言葉に火神はさっき見てしまったことの口止めだと思って頷いた。
日向が戻ったときには伊月もウォームアップを終えていた。
「伊月、柔軟終わったの?」「ああ」
まだ少し伊月が怒っていると思ったのか日向はそれ以上伊月に近づかなかった。
伊月が怒っている理由は自分がところかまわず伊月にキスをするからだと勘違いしていたから、他のメンバーがいるところで必要以上は会話しないように心掛けてのことだった。
やがて練習が終わると伊月は日向に
「悪いけど、今日は先に帰ってくれる」
と言った。日向は伊月を少しだけ解放してあげようと思い
「わかった」と先に引き上げていった。
「俺、別に先輩が誰と何しようが興味ねぇから言わないけど」
火神は伊月が話し始める前に口を開く。
伊月は火神に近づいていく。体格では火神の方が勝っているにも関わらず火神は伊月に推されて後ずさる。
「な、なんですか」
「別に・・・火神ってアメリカにいた癖に意外に純情だと思ってさ」
伊月はとうとう火神を壁際に追い詰めた。
火神はそれ以上後ろに下がれないのでそのまま伊月の顔を見下ろしていた。
「伊月先輩・・・俺をどうしたいんっすか」
「別に・・」
伊月の顔が火神の間近に寄せられる。
こうして間近で見てみると高校生だというのに、髭も生えていないし、きれいな肌をしている。日向と口づけていた唇は薄紅色に色づいていて少しだけそそられる。
その唇があろうことか火神に近づいてくると火神は伊月の両腕を掴んで体を反転させた。
今度は伊月の体が壁に押しつけられた。
「先輩、俺のこと舐めてませんか?」
<続く>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
イベントの本は無事入稿できましたが急にもう一冊書きたくなりました
間に合えば帝光の青峰と黄瀬の話を出したいです。
殺伐とした青峰が黄瀬に怒りをぶつけると黄瀬が逆ギレる話とか・・・
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
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ちょっとカオスですがよろしければお願いします。