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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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どうしよう・・・すげぇ気まずい。
 
※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

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体育館を立ち去る前の日向の顔が目の前に浮かんで伊月は帰り道をひとりとぼとぼと歩いていた。頭を冷やすのには少し生温かい風が伊月のなめらかな頬をかすめて通りすぎる。
絶対に怒ってる。きっと火神にも誤解してるかもしれない。
全部俺が悪いんだ。
「ああ、日向ごめん。おれはお前がいないと寂しいよ・・・」
誰もいない暗闇でぽつりとひとりごとを呟いた。
 
翌日は晴天だった。
これが旅行ならすごく楽しみだが、合宿となると逆に恐怖だ。
天気が良ければその分外で行われるトレーニングメニューが増える。
伊月が待ち合わせ場所の駅に着くともう日向以外の皆は来ていた。
「キャプテンは?」突然火神がキョロキョロする。
てっきり伊月と一緒に来るものだと思っていたらしい。
伊月もキョロキョロと辺りを見渡した。
「あれ?お前達いつも一緒のくせに今日は違うのか?」と木吉に言われて伊月はハッとした。もしかしていつもの待ち合わせるところで待っているのか?
昨日あんなことがあったから俺、今日は通らなかった。
伊月は心配になって
「ちょっと見てくる」と走り出そうとした。すると監督のリコがそれを止めた。
「待ち合わせ時間はあと10分。それまでに来なかったら出発しましょう」
と言う。だが伊月はやはり気になる。
「もし間に合わなかったら、俺と日向だけ後から行くからいいっすよ」
と走り出していた。
「青春してるよね」と木吉が呟くとリコは「なんのこと?」と問い返した。
「いや」木吉は言葉を濁して火神を見た。火神はなぜかさっきから赤い顔をしていた。
 
「いてくれるといいな」
伊月は走りながら呟いた。俺が悪いのに日向はちゃんといつもの場所で待っていてくれるんだ。それなのに俺は・・・
考えていると走りながら視界が歪む。
「くそっ」片手でごしごしと目元を擦りながらいつも待ち合わせている場所が見えてきた。
だが日向らしき人影は見あたらない。
やっぱりいないのか?そう思って近づくと後ろから肩を叩かれた。

<続く>


 
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

今日は7巻の発売日ですね~
すごい楽しみです。
あとイベント情報を更新しておきますのでご覧ください。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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