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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「今なら大丈夫」
 

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ホテルを出るところを誰かに見られないよう日向は入口から辺りを確認し、誰もいないことを確認すると伊月を呼んだ。
「うん」
伊月はまだ頬を赤らめたまま日向の後ろに続いた。
なんとか誰にも見られずにその場を立ち去ることができて2人はホッとする。
だが何となく落ち着かない。
こんなところ誰かに見られたら言い訳しづらい。
「あの・・・俺、後から行くよ」
伊月が日向にそう言うと日向は伊月の手を掴んだ。
赤い顔の伊月の顔が余計に赤くなる。
「ダァホ!迎えに来たのにお前がひとりで行ってどうすんだよ」
あ、確かに・・・
伊月は納得した。
2人は手をつないでもう既に誰もいない駅へと急いだ。
予想通り駅にはもうメンバーはいなかった。そのかわり駅の伝言板にメッセージが残されていた。
『遅れた分、駅から旅館までマラソンできてね・・・監督より』
それだけでリコのメッセージだとわかった。
日向と伊月は顔を見合わせて笑いながら切符を買って電車に乗り込む。
「ここから2時間か~」
日向が時刻表の時間を見ながらそう呟くと横から伊月がニコニコしていた。
「順平と2時間も2人きりになれるなんて嬉しい」
「俊・・・俺も」
行ったばかりなのか誰もいない駅のベンチでまた唇を重ねる2人。
すると伊月はハッとして日向の肩を押す。
「だめだめ人が来るよ」
日向はキョロキョロと辺りを確認してから誰もいなかったことにホッとした。
「しまった、伊月が一緒だとついつい2人きりしかいない気になる」
とまた笑う。そのうちようやく電車がホームに入ってきた。
他のメンバーが乗っていった特急はもう来ない。
結局各駅電車になってしまったが、その2時間という時間は2人には逆に短すぎるくらいだった。


<続く>

 
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

明日から大阪に行きます。
スパコミ参加される方はよろしくお願いします。
初めての大阪参加でドキドキしています。
新刊ちゃんと届いているかなぁ~
ちょっと不安です。あいかわらず黄笠本ですが
黄瀬と笠松はいいっすよね~書きたいCPがたくさんあるのに遅執すぎて
なかなか本が出来ない(>_<)
ここのストーリーの本とか欲しい人いれば作るんだけどなぁ~
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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