ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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だが、今まで平気で入っていた大浴場のはずが、裸になることに妙に意識してしまう。
伊月は途中まで行くとドキドキが止まらなくて日向に
「ごめん、俺ちょっと用事思い出したから後から行くから先に入ってて」
「じゃあ俺も」と一緒に引き返そうとする日向に
「いや、日向はいいから」と強引に風呂に行かせた。
伊月が部屋に向かってとぼとぼ歩いていると火神に会った。
「あれ?風呂じゃなかったんっすか?」
「ああ、うん・・・ちょっと用事を思い出して」
「そうっすか」火神はとりあえず聞いたけど、その回答にはあまり興味もなさそうに答えてそのまま部屋へ戻って行こうとして振り返った。
「伊月先輩・・ここついてるッスよ」と首筋を指さした。
伊月は慌ててガラスに映してそこを見るとはっきりと日向の口づけの痕が残されていた。
「あっ!!」
「俺は良いッスけど、気をつけた方が良いと思います」と後輩に注意された。
伊月は慌てて持っていたタオルを首にかけてそれを隠した。
そのままウロウロと廊下を歩き回ってようやく風呂場に戻った。
脱衣所のところまで来ると他にも何人か入っているらしく、伊月は逆にほっとした。
中から木吉の声もする。
伊月は着ていた服を脱ぐとタオルを持って風呂場へ入っていった。
一瞬日向の視線が伊月をとらえるがすぐに木吉との会話に戻った。
伊月はシャワーを浴びながらシャンプーで髪を洗い出した。
しばらくして耳元で誰かが話す声がした。
顔を上げると横に日向がいた。
「伊月首のとこごめん・・・俺が痕付けちゃったみたいで・・その」
「うん、いいよ蚊に刺されたって言っておくよ」
伊月は髪を洗いながら日向にこたえた。
「何コソコソ話してんだよ」
そこに木吉がやってきた。タオルで前も隠さず堂々と伊月の目の前に座る。
髪を洗い流して思わずそこに目がいくと伊月は急に赤くなった。
「ちょっ、木吉隠せよお前」
「何でいいじゃん同じモノだし」
「そういう問題じゃねぇ、だぁほ!」
と木吉の頭を小突いた。
伊月は思わずタオルに隠されていた日向のモノと比較してしまう。
「でけぇだろ」
「自慢かよ。おいっ」
木吉の言葉にすかさず日向が突っ込んでまるで漫才でも見ているようにテンポの良い会話に伊月は笑った。
それにしても木吉でけぇ・・・
と思っていると日向に睨まれた。あ、焼きもち焼いた。
と思っただけで幸せだと感じる自分はかなりイカれている。
やがて木吉が先に風呂場を後にした。ぽつりぽつりと人が減っていき、気づいたときには伊月と日向は2人きりで温泉につかっていた。
<続く>読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
火神がシャイで良かったと思います。ここに黒子様が降臨したら
伊月は狙われると思いました(笑)
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
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