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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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部活が終わってヘトヘトになりながらロッカーに戻った伊月はまだゴールの前で自主練をしている日向が戻ってくるのを着替え終わって待っていた。
 

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[4回]

「あれ?伊月まだ帰らないの?」水戸部にそう言われたて
「日向を待ってんだ」と答えると「そう、じゃお先に」と手を挙げて帰って行った。
しばらくしてやっと日向が戻ってきた。
ロッカーに座って待っていた伊月を見つけてハッとする。
「悪い、忘れてた」
「ありえねぇ」
伊月は立ち上がって出て行こうとすると日向に腕を掴まれて引き戻される。
「なんてね。嘘に決まってんじゃん。みんなが帰るの見計らってたんだよ」
日向の瞳がキラリと光った気がした。
「えっ」
伊月は日向に掴まれたて板腕を見てからその顔を見上げた。
「ずっと前から伊月のこと好きだった」
伊月は笑った。
「隙があるつもりはなかったんだけど隙だらけ?」
すると日向のもう片方の手も伊月の腕を掴んで両方の腕を掴んだ。
「ダジャレじゃねぇ、だぁほ」
日向の顔が伊月に近づけられた。
「何だが最近お前のこと考えてると、夜も眠れなくて・・・その気持ち悪いとか思ったら聞き流してくれ。俺はお前に惚れてるんだ」
伊月はポカンと口を開けたまま赤くなって告白した日向を見つめていた。
ふっと我に返ると日向の掴んでいる腕の痛みに気がついた。
「とりあえず、痛いから離してよ」
「ああ、悪い」
日向が両方の手を伊月から離した。
「それで?」
伊月は頬を染めて視線を逸らしながらぽつりと言った。
「それで日向は誰もいなくなるのを待ってどうしたいの?」
なぜかそんなことを言いながら伊月は体の中が熱くなっていくのを感じた。
日向は嫌いじゃない。むしろ好きだけど、その好きと日向の言う好きとでは意味が違う。
告白してきたと言うことはそれなりの見返りが欲しいというのだろうか?
まさか体?!伊月は両腕で自分の体を抱えるようにして日向から離れる。
「あ、その・・ま・・逃げなくても・・・」
眠れないくらいということはそれなりの考えがあってのことだろう。
ふと色々と考えを巡らせる。
「キ・・キスしたい・・じゃなくてさせてくれ!」
日向は伊月の両肩を壁に押しつける。何だか日向の眼鏡の奥の瞳が怖い。
「や、やめろ!」
押さえつけられたことで、不安が恐怖に変わった。
伊月は日向から逃れようと掴まれた肩を揺すった。
「ちょっとならいいだろ。頼むから・・・本当に少しだけ」
今度は悲しい顔をする日向に伊月はおとなしくなった。でも怖い。
「本当に少し?」
「ああ」
「すくやめる?」
「もちろん」
「合わせるだけだよね」
「うん」
伊月は何度も確認をしてから怖かったけれど、ゆっくりと頷いた。
日向の顔がパッと明るくなる。こんな顔をするのは試合でゴールを決めたときぐらいだと伊月は思っていた。だがすぐにその顔が赤くなって近づいてくる。
後ろに逃げながら壁に突き当たって逃げられなくなると、伊月はぎゅっと目を閉じた。
ふわりとして感触が唇に触れる。これが日向の唇なのだと思っていると湿ったものが伊月の唇を濡らした。驚いて僅から唇を開くとスルリとそれが伊月の唇の間をすり抜けた。
これは日向の舌?!驚いた伊月は日向の体を思い切り突き飛ばしていた。

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
ほぼ毎日更新と書いておきながら先週とか殆ど更新が無くてすみません。
なるべく頑張って更新します。
ってか書きたい!!(^^)/

拍手コメントお返事です。

シャルナーク様
笠松先輩は素直っぽいのでそういうシチュエーションもいいですね。
黄瀬は普段はワンコっぽいのですが、そう言う場面になると
酷い奴になるとか・・・自分どこまで鬼畜好きなのかと少し反省すべきですね(^_^;)
まぁ、ここからどうなるか楽しんでいただけると嬉しいです。
日向と伊月は珍しく純愛ものにしたいと思っています。
イーグルアイは恋愛では役立つのでしょうか?
コメントありがとうございました。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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