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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「みっとべ!」

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小金井が小さな包みを持って練習が終わった体育館で水戸部を呼び止めた。
水戸部が振り向くと少しだけ照れくさそうにはにかんだ。
「誕生日おめでとう」
「あ、ありがとう・・」
12月3日は水戸部の誕生日だった。
ウインターカップ2戦目を終えて2日間の休息
とは言っても誠凜バスケ部は今日も遅くまで練習していた。
「水戸部先輩、これ僕と火神君からです」
「いつのまに・・ありがとう」
黒子達1年生レギュラーも水戸部へのプレゼントを渡す。
「水戸部これは苦労して探した直江兼嗣だ。大切にしろよ」
「うん・・・ありがとう日向」
自分の趣味を押しつけているようだが、水戸部の家にはここ数年で日向からもらった戦国武将のフィギュアが数体ある。
「水戸部これ似合うかどうかわからないけど」
伊月は行きつけのスポーツショップの袋をくれた。
「ありがとう。助かる、丁度こういうの欲しかったんだ」
水戸部が袋からネックウォーマーを取り出した。
「水戸部君、これ」
「か、監督まで?!」
皆が次々と水戸部にプレゼントを手渡していき、最後にリコが大きなクマのぬいぐるみを持ってきた。
水戸部が嬉しそうな顔をする。
「クマだ。ありがとう」
「誕生日おめでとう!大事にするのよ」
水戸部がコクンと頷いた。
「すまん、水戸部」
木吉が頭を掻きながら水戸部に謝ると、水戸部は必死に首を振った。
「いいよ」
いつもの笑顔が木吉に向けられた。
木吉はニッコリと笑うと水戸部の手を取ってぐいぐいとどこかへ連れて行く。
水戸部が何かを言おうとしてもただニコニコとしていた。
木吉が連れてきたのはケーキ屋の前だった。
「水戸部バースデーケーキ買おう!」
「でも、悪いからいいよ」
水戸部が遠慮すると木吉はその背中を押した。
「いいから、うちのじいちゃんとばぁちゃんは誕生日にはいつも買ってくれるから、俺も誰かに買いたかったんだ。水戸部おめでとう」
木吉は笑顔で大きなホールケーキを買った。
「これなら家族で食べられてすごく嬉しい。ありがとう木吉」
誕生日を覚えていてくれるのはもちろん嬉しい。
覚えてなくても気にしてくれる木吉もすごく嬉しい。
「木吉家に来て一緒にこれ食べよう」
水戸部の言葉に木吉は頷いた。
今年はいつもより少しだけ良いことが多い。
水戸部はそんな風に思いながら木吉と歩いていった。

おわり


 

 
水戸部お誕生日おめでとう!!
新刊発売おめでとう!!
小説秀徳おめでとう!!
黒子アニメ化おめでとう!!

わぁーい!!!



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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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