忍者ブログ

ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

2024/04    03« 1  2  3  4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14  15  16  17  18  19  20  21  22  23  24  25  26  27  28  29  30  »05
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


久しぶりに天気がいい日に学校も部活も休みなんて
家にいるのがもったいない気がした花宮は古橋にメールを打った。
  

拍手[4回]


『今日、これからどっか行かない?』
送信ボタンを押してしばらくすると一言
『行かない』
「ふんっ」
携帯電話をベッドに放り投げて窓から空を眺めた。
しばらく空を見てからふと思い立ったようにもう一度携帯を手に取った。
『天気いいし、出かけない?』
今度は瀬戸にメールを打って送る。
なかなか返事が来ない。
携帯をもう一度ベッドに投げる。
返信メールは全然来ない。
「くそう」
花宮はもう一度電話を手にした。
『これから俺ん家まで出てこい!』
今度は山崎に命令メールを送った。
程なく返信が来た。
『やなこった』
命令でさえ聞いてくれない。
花宮は一度立ち上がって窓を開けて顔を出した。
心地いい空気がその頬をかすめていく。
「ひとりでもいいか」
ふと空を見上げていた視線を下げた瞬間
一人の男が犬の散歩をしていた。
「あっ」
花宮の声に犬を見ていたその男の視線が2階の窓を見上げた。
「お前か・・・」
すぐに戻された視線・・・
花宮は慌てて家の階段を駆け下りて玄関のドアを開けた。
男。木吉鉄平はまだ近くにいた。
「何の用?」
木吉にしては冷たい反応。
花宮は一度空を見上げてから木吉の顔を見た。
「今日は天気がいいから、特別に犬の散歩に付き合ってやる」
木吉は花宮の顔をしばらく黙って見つめていた。
それからフッと笑って犬の手綱を花宮に手渡した。
「じゃあよろしく」
 
 

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

読み切り短編にしようと思ったら
突然木吉が出てきてしまいました
ストーリーが奇想天外な方向に進んでいく予感が・・・

霧崎ストーリー頑張ります!!
PR

カウンター

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

フリーエリア

黒子のバスケRANK
ダウンロードで完売の本が読めます↓BL同人、BLゲーム、乙女ゲームのダウンロードショップ - Girl's Maniax

リンクバナー
chiz3.png


ご協力ください!

バーコード

プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

ブログ内検索

最新コメント

[04/08 バナナ2号]
[04/08 バナナ2号]
[04/08 バナナ2号]
[08/06 るん]
[08/06 まい]

P R

アクセス解析

<< Back  | HOME Next >>
Copyright ©  -- ちっちっchi --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Material by もずねこ / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]