ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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試合が終わってもいびきをかいて寝ている瀬戸に霧崎のメンバーは気にもしないで去っていく。
ベンチにタオルを置き忘れて取りに戻った原がはニヤニヤと笑いながら汗で濡れたタオルを瀬戸の鼻と口に乗せた。
「ぷはっ!!」
さすがに苦しかった様子で瀬戸が飛び起きると、もうベンチにはひとりしか残っていない。
「ざんね~ん、起きたの」
虚ろな瞼を細めながら目の前の原に
「ああ、終わったのか」
と立ち上がった。
「別に親切に起こしてやった覚えはねぇけど」
原はタオルを拾い上げて原は瀬戸の前になってロッカーへ歩き出す。
瀬戸はフッと笑うと原の後ろから歩く。
「あのさぁ、何か嫌なんだけど」
「何?」
「俺の後ろからぴったりとくっついて」
「歩くのやめない」
瀬戸は原の言葉に言葉をかぶせながらその背中に両腕を回して自ら歩くことを拒否しはじめた。
原の後ろからズルズルとぶら下がってくる。
「捨ててってやる」
原が自分の首に巻き付けられた瀬戸の腕を懸命に払おうとするが、そんな妙な体制で眠っている瀬戸が離れない。
「うううう・・・はなれろ!!」
と格闘している間にロッカーにたどり着いた。
既にロッカールームには誰もいなかった。元々薄情なチームではあるが、今日は特におもしろくない試合の後で会話すらなかったのだろう。
原はこれじゃあ瀬戸は家までぶら下がってきそうだ。
「そんなの嫌だ」
原は瀬戸の肩をトントンと叩いた。
「んぁ?」
幸い瀬戸が目を覚ました。眠そうに原の顔を見る。
「こうやって?」「ん?」
原が人差し指と親指を瀬戸の目の前に出した。すると瀬戸は何も考えずに同じように指を出す。
「今だ!!」
原は瀬戸からくるりと体を離した。原は瀬戸が原の誘いに不思議と反応する習性を利用したのだった。
「あ、これはかわいいな」
その指をうれしそうに眺める瀬戸に原もニヤニヤと笑う。
「ばぁか」
読了、お疲れさまでした
甘甘の瀬原のつもりです^^
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。