ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ１８禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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前略
黄瀬？」
黄瀬？」
「先輩？今森山先輩の家ッスか？」
「ああ・・」
[3回]
いきなり黄瀬の声を聞いて笠松は驚いて言葉が出てこない。
「俺、本当は先輩に行って欲しくなかったッス。森山先輩なんて言って先輩のこと誘ったんッスか？」
「やりたがってたバスケのゲームゲットした・・・っていうから」
笠松はポツンと答えた。
黄瀬は卑怯だ。あのときは避けるように苦笑いしておきながら
今更そんなことを言い出す。
お前にそんなこと言われたら・・・
「先輩？ちゃんと聞いてますか？」
黄瀬の電話の向こうはガヤガヤと賑やかな声が聞こえてくる。
「お前今仕事中？電話なんかしてていいのかよ」
「大丈夫ッスよ、今ちょうど休憩中だし。それより先輩」
「悪い、これからゲームやるから切るわ」
笠松は黄瀬の言葉を遮って携帯を切った。
電話の向こうで黄瀬が何か言おうとしていた。
どうせ言い損ねた言葉はまたメールで送って来るに違いない。
黄瀬は何かにつけてメールがマメな男だった。
それでも笠松は少しだけ黄瀬の言葉が気になって冷蔵庫を開けたままボーッとしてしまった。
「幸男どうした？」
森山は飲み物を取りに行ったきりなかなか戻ってこない笠松の様子を見にキッチンへ来たらしい。
「あ、森山」
笠松はハッとして冷蔵庫を閉めた。
「うちの冷蔵庫にはそんなに刺激的なものが入ってたか？」
森山がニヤニヤと笑った。
「いや、別に」
だが、笠松は気のない返事を返した。
そんな笠松の手の中には森山が頼んだスポーツドリンクしかなかった。
森山は笠松が閉めた冷蔵庫をもう一度開けるとそこからお茶を取り出した。
「お茶でいい？」
「ああ・・」
森山は笠松が味のある飲み物をあまり好まないことを知っていた。
「どうした？黄瀬から電話があったとか・・・」
「えっ、何で？聞こえた？」
あまりにわかりやすい反応に森山はクスッと笑った。
その場でペットボトルのキャップを開けて口に含む。
「幸男はいつも連れているペットが心配で仕方がないって顔してる」
ボトルのキャップを閉めながら歩き出した。
「早くやろうぜ、どうせあいつは今頃ハーレムだろ？」
女好きの森山にとって黄瀬は羨ましい存在である。
笠松は森山に続いて居間に戻っていく。
もう一度ソファーに座るとゲームのスタート画面が現れた。
ゲームを始めてからすっかり夢中になっていたが
いつの間にか夜の１０時になっていた。
「もうこんな時間、帰らねぇと」
笠松が慌てて立ち上がろうとすると森山がその袖を引っ張った。
「だから誰もいないし、泊まっていけ・・・じゃなくてぜひ泊まっていってください」
笠松はいきなりお願い口調になった森山が急に気の毒に思えてきた。
一度持ち上げかけた腰を下ろした。
「まあ、明日はどうせ部活も午後からだし、泊まっていくか。勝負もまだついてねぇからな」
ニヤリと笑った笠松はまるで少年のように楽しそうだった。
森山も一緒に笑う。
「明日一緒に部活行けるし」
「それには何のメリットも感じねぇけど」
「そろそろ腹減らない？」
森山が宅配のメニューを持ってくる。
そういえば腹減った。宅配なら一人じゃ不便だけど２人なら何だって注文できそうだ。
つづく
つづく
森笠ではありません。
黄笠ですがいい人森山と独占欲の深い黄瀬のお話です。
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プロフィール
ＨＮ：
るん
性別：
非公開
自己紹介：
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。