ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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火神は一層早足になる。黒子は火神の腕を掴んだ。
「そっちじゃありません。僕ん家はこっちですよ」
「誰がおまえん家に行くつった」
火神が黒子を見ると黒子はただ火神の瞳をじっと見つめている。大きな瞳を見つめていると無性に黒子をどうにかしたくなってきた。
「あ~だ~わかったよ。行けばいいんだろ」
火神は昨日も行った黒子の家に向かった。
「ところでお前ん家、今日も誰もいねぇのか?」
「いいえ」
火神の問いかけに黒子はしらっと答えた。それに対して火神は自分が勘違いしていたことにようやく気がついた。
真面目に仲良くやりてぇつうことなのか?黒子の顔を覗き込むが黒子の真意はいつもわからない。
「ただいま」「おかえりなさい」ドアを開けると中から母親らしい女性の声が聞こえてきた。
「お邪魔します」火神が声を出すと、女性が姿を現した。
それは決して派手ではなかったが、黒子の母親にしては若く見える。
ローズピンクのくすんだ色の無地のワンピースにレギンスを履いて髪を束ねた小柄な女性だった。
ローズピンクのくすんだ色の無地のワンピースにレギンスを履いて髪を束ねた小柄な女性だった。
「お母さんです。こっちは火神君」
「まぁ、テツくんがお友達連れてくるなんて、えーとモデルの子以来かしら」
(黄瀬?!)火神の瞳が黒子を見ると黒子は「そうだったかな」と言いながら部屋に向かう。
「どうぞごゆっくり」母親にそう言われて火神も黒子の後から歩いて行った。
「テツくん飲み物は温かいの?冷たいの?」と言う母親に黒子は火神に
「どっちがいいですか?」と尋ねた。
「それじゃ冷たい方で」火神が答えると母親はにっこりと微笑んだ。
黒子にはない笑顔が、黒子が笑うとこんな風な顔になるのかというイメージになる。
「何考えてるんですか?」
火神の考えていることを見抜いたように黒子に指摘された。
「そういやぁ、お前って笑わないな」
火神の言葉に黒子が「火神君だっていつも怒ってばかりですよ。たまにすごく優しいですけど、僕はいつも優しい火神君が良いです」
と言われて火神の顔がカッと熱くなった。
よくもしゃあしゃあとそんなことを言えるものだと黒子を見るとその大きな瞳は真っ直ぐに火神を映し出していた。
火神はその瞳に吸い込まれるように顔を近づけていった。
「テツくんいい?」
そこに部屋の外から黒子の母親の声がした。ハッとして火神が元の位置に戻る。
「はい」
黒子が母親に答えてすぐに母親はお盆を持って入ってきた。
「あら、火神君顔が赤いみたいだけど暑いかしら?」
「い、いえべつに大丈夫です」
火神が慌てて否定すると母親は「じゃあ、ごゆっくり」とにっこり微笑んで出て行った。
「火神君エッチなこと僕にしようと思ってましたね。もう大丈夫ですよ」
「おま、ばっ・・なにを」
黒子は母親が去っていくと火神に近づいた。火神は黒子の肩を掴んで元に戻す。
だが大きな瞳を見つめていると魔法にでもかけられたようにその唇に吸い寄せられた。
<続く>読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
皆様いつもありがとうございます。
良いお年をお迎えください。
コメントの返信です。
うわぁ~そんなに嬉しいこと言われると調子に乗ってしまいそうです。
こんなエロいのが多い小説ですがそう言っていただけるとがんばれます。
ありがとうございました。
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。