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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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ようやく誠凜に着いた。

拍手[1回]

「黒子おせぇぞ」
懐かしい声がした。
「あっ・・・」
火神は氷室の顔を見て動きが止まる。
「タイガ」
「辰也・・・」
火神はすでにウォームアップが済んでいるらしく、まだ肌寒い季節だというのにうっすらと汗をかいていた。
氷室はすっかりたくましくなった火神の腕を見ながらゆっくりと顔を上げると紫原と目が合った。
「室ちんさぁ」
来る途中に買い込んだお菓子を食べながらポロポロとお菓子のカスが落ちている。
氷室はなぜかそのカスの行方が気になって目で追っていた。
「あんまり誠凜の校庭を汚さないでください」
「あっ、ごめん」
黒子は紫原がイライラすると一心不乱にお菓子を食べる癖を知っているらしい。
紫原は口先だけで謝ったがその顔は火神に向けられていた。
「何だよ・・・何の用だ?」
突然現れた氷室と紫原に火神は不思議そうな顔をした。
「元気そうだな」
そんな空気に気づいているのかいないのか氷室はニコニコと火神の肩に触れた。
同時に黒子と紫原がキッと睨んだ。
まるでゴゴゴゴゴという音が聞こえそうな程の気迫を感じた。
「あ、ああ・・みんな何か恐くないか?とりあえず体育館に行こうか」
火神が氷室の背中に手をあてた。
黒子と紫原は2人の後ろから着いていく。
火神は背中からすごい殺気を感じた。
「タイガの手大きくなったな」
それに気づいているのかいないのか気づいているとすればかなりのものだが氷室は火神の手を取るとその手を自分の頬にあてた。
紫原はお菓子のカスを派手に散らかす。
「紫原君、いい加減にしてください」
黒子もやり場のない怒りを紫原にぶつけた。
「あれ?陽泉?」
火神と氷室が体育館に行くと他の誠凜メンバーの視線が集中した。

<続く>

 
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
今週のジャンプで黒子のバスケが後ろから2番目でした。
皆さんもっと頑張ってハガキを出しましょう(>_<)
宜しくお願いします。o゜(p´□`q)゜o。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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