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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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日曜の昼下がり

拍手[11回]

高尾はひとりで服を買いに来ていた。
めずらしく部活も休みなのでダメ元で緑間を誘ってみたが

「こんな時に勉強しなくてどうするのだよ」

とあっさり断られてしまった。
ダメ元だったからいいんだけど・・・
何気なく入った店で目に入ったのはなぜかコロンだった。
「バニラの香り?こっちはストロベリーか」
そう呟きながらふと頭に浮かんだのは緑間のこと。

まさかおしることかあんこの香りなんてないよなぁ~
そんなのあったら俺、真ちゃんに好かれるかなぁ

とコロンのボトルの表示を探し回る。
「あ、これ」
と高尾が手にしたボトルには楓のイラストが描かれていた。
うーんホットケーキみたいな匂いがする。これなら同じスイーツだし、真ちゃんもきっと気に入るんじゃない。
高尾は迷わずそのコロンを買った。

「う~ん良い匂い・・・うまそうだからこれなら」
高尾はひとりニヤニヤと買い物の袋を手に歩いていた。

「あれ?なんかうまそうな匂いしねぇか?高尾?」
翌日部活の時に宮地が高尾の側に寄ってきた。
「本当だ」
木村も側に寄ってきた。
だが肝心な緑間はチラッと高尾を見ただけでシュートを決めていた。

結局、真ちゃん気づいてくれないんだ・・・
高尾は少し寂しそうに笑いながら
今度はおしるこの香りを探すしかないな
「そんなのあんのかよ」
「何をぶつぶつ言いながら笑ってるんだ。相変わらず変な奴」
真ちゃんに聞かれた。
「あ、いや・・別に」
高尾は苦笑した。
「帰るぞ高尾」
「うん」
真ちゃん全然気づいてくれないなぁ~
鈍感!無表情!いぃぃぃぃだ!
その瞬間緑間が振り向いた。
「何してる高尾」
高尾はそのまま笑って誤魔化した。

くそっ!きっときっと気づかせてやるから
待ってろよな!
高尾はそれから毎日メイプルの香りのコロンをつけて学校に行った。
だが、緑間から高尾の香りについて何か言うことはなかった。


<続きは「メイプルの香り」で>




読了、お疲れ様でした。
web拍手をありがとうございます!

急に思いついてオフ本の「メイプルの香り」を
さかのぼったお話でした。
高尾はきっと緑間のために色々と努力しているんじゃないかと
勝手に思っています。
その方向がいつも別の誰かに認められそうで
でも・・・

高尾は可愛いですね/(^o^)\



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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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