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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「もしもし真ちゃん」
 

拍手[3回]


「・・・・」
ついさっきまで一緒にいたときはえらく沈んでいた高尾が一体何の用だろうと警戒してか緑間は何も言わなかった。
高尾は少し緑間をからかうつもりでわざと静かな声で電話していた。
「あの・・・オレ」
「どうした?」
電話の向こうの緑間の声がくすぐたくなるほど優しい。
「今すぐ会いたい」
「今すぐってたった今別れたばかりなのだよ・・・でもうちに来るか?」
「うん」
やっぱり真ちゃんすげぇ優しい。
今すぐに真ちゃんの腕の中に飛び込んでいきたい。高尾はそんな衝動をぐっとこらえながら静かに続けた。
「すぐ行くから」
「大丈夫か?迎えに行こうか?」
ああ、ためだ段々にやけてくる。高尾は口元を緩めながらそれでも懸命に暗く答えた。
「いいよ、ひとりで行くから」
「それじゃあ気をつけるのだよ。駅まで迎えに行くから」
「うん、またあとで」
電話を切ると高尾はケラケラと笑い出した。
それにしても緑間真摯な態度が優しくてもっと好きになりそうだ。
本当に今すぐに緑間に会いたいと思った。
高尾はバタバタと部屋を出て階段を下りると玄関に向かった。
顔を出した母親に「ちょっと出かけてくる。今日は帰らないかも」と言って家を出た。
真ちゃんと2人で2人の合格パーティをしよう。
そうだケーキ屋でケーキを買おう。それから花を買って・・・
あ、オレ金あんま持ってこなかった。
コンビニのケーキでもいいかなぁ~
駅前のコンビニでケーキらしいカップに入ったプリンアラモードみたいなものとモンブランみたいなものを買って駅に行った。
駅の改札を抜けてホームで電車を待って乗り込んだ。
電車に乗って空いていた座席に座る。
「フンフンフーン」気分がいい高尾は自然に鼻歌を口ずさんだ。
「随分とご機嫌じゃないっすか」
フワリと甘いコロンの香りが漂う。
高尾が顔を上げると緑間と同じ制服を着た見覚えのある学生が横に座った。

<続く>


読了、お疲れさまです。
web拍手をありがとうございます。
昨日ジャンプの発売日でしたが
皆さんWJ読んでますか?!
コミック派の方にもお願いですが、只今黒子のバスケはとても面白い展開で
まだ新しいキャラが登場したばかりだったり、もっと見たいシーンとかあります。
絶対に終わらないように

皆さんぜひハガキを出してください!!!!!

お願いします
どうしてもまだ終わって欲しくないです。
打ち切りリストとかもうやめてください(T_T)
頑張れ藤巻先生\(^^)/
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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