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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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ときどきその手に釘付けになる。

拍手[6回]

別にきれいな訳じゃなくて、どっちかというと気味が悪いくらいなのに
でも目が離せなくなる
その動きの全てに目を奪われる。
そしてじっと見ていると決まって奴はこう言う
「どうしたのだよ」
そう問われても、自分自身でさえその答えを見付けられなくて
「真ちゃんさぁ、どうしていつも同じこと聞くの?」
と質問で返してやる。
それでも目を奪われている俺に奴は居心地が悪いらしくてその手を子供のように後ろに隠してしまう。
行き場をなくした俺の瞳の前に突然眼鏡が現れた。
「俺の手がそんなに好きなのか?!」
「それってうぬぼれてない?」
逆にその眼鏡をひょいと持ち上げて顔を寄せると
予想通りその頬が赤く染まった。
眼鏡を元に戻そうと伸ばされた指先にもう一度目を奪われる。
やっぱりその指先が気になって仕方がない。
するとその指先が唇に触れた。
「お前は俺と俺の指のどっちが好きなのだよ」
その言葉に噴き出した。
「真ちゃん自分の指に嫉妬する奴どこにいるんだよ」
ケラケラと笑い出すと、その手を緑間の手が掴んだ。
ああ、だから俺はこの手に目を奪われてたんだと気がついた。
こうして俺の手を掴んだり頬に触れたりする緑間の手が一番好きなんだ。
そして程なく触れる奴の唇に
俺は本当は緑間が好きなんだ。
そんなことずっと前から気づいてるっていうのにな


おわり



読了、お疲れ様です。
web拍手をありがとうございます
緑間は変態でも高尾は緑間が大好きなら気にならないと思います。
そしてその原因は指先だと良いと思いました

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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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