ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
<特徴>
強気の赤司:一人称僕、キセキを呼ぶときは名前呼び、降旗のことも光樹と呼ぶ。実はシャイである。
無邪気な赤司:一人称俺、キセキを呼ぶときは名字呼び、降旗のことも降旗君と呼ぶ。ぐいぐい責めてくるくせに大事なところで受け身になる。
と言う話をくろケットで新刊を出したいと思っています。
ぜひ読んでみてください。
「赤司君は二人います」
黒子が言ってた言葉をこんなにも身近に感じる時が来るなんて思わなかった。
それは幸か不幸か俺が赤司とつきあっているから感じる事だけど。
ただ、俺が付き合っている赤司はどっちも赤司でどっちをとるかなんて考えてみたこともなかった訳で、今この状況をどう捉えるべきか悩んでいる。
まさか赤司が自分自身に嫉妬するなんてね。
俺としては本当は喜ぶべき事なんだろうけど、どうもこの状況はそう喜んでばかりいられそうもない。
「ねぇ光樹、あっちの僕と僕とどっちが好きなの?」
「へっ?!」
降旗は朝食のご飯の茶碗を手に持ったまま額から冷や汗を流した。
赤司はテーブルに乗り出して降旗の瞳をじっと見つめた。
えっとこれは強気の方の赤司だっけ?
やっぱりここは君って答えるべきなのかな?
いやいやいや、この間そう答えたらすぐにもう一人に入れ替わって悲しそうな顔をされたときにはかなり後悔したからな。
ただ黙って赤司のきれいな瞳を見つめていると赤司はフッと笑いながら乗り出していた体制を椅子に戻した。
もう一人の赤司に入れ替わったのだろうか?と見つめる降旗に赤司は黙って箸を持った。
「今はその答えは聞くのをやめておくよ。僕の方に心の準備ができていないからね」
入れ替わった訳では無さそうだ。
「えへへへ、俺にとっての赤司はいつでもひとりなのにそんなこと聞かれても困るよ・・・」
苦笑して茶碗のご飯を口に入れると、赤司はチラッとこっちを見てからもう興味がなくなったようにおかずの鰺に箸をつけた。
「この鰺もそっちの鰺も同じ鰺だよね」
赤司が自分の目の前にある鰺と降旗の前に置かれている鰺を箸で指した。
「光樹が言っていることはそういうことだよ」
「違うよ!!鰺は鰺でもそれとこれは別の鰺だし・・・赤司はひとりじゃないか」
「違わない」
「違うって」
そこまで言ってから赤司はクスクスと笑い出した。
「鰺は鰺だ。僕は僕。もし君が二人いたら僕は本当に今の君を選んだのかな?」
「へっ?」
まるで煙にでも巻かれたような不毛なやりとりだけど、答えを間違うと大変なことになる。
赤司の顔を見ていると赤司が急に襟元を掴んでグイッと自分の元に引き寄せた。
赤く光る綺麗な瞳を間近で見つめていると唇にふわりと赤司の唇が重なった。
平和的解決か・・・・
降旗は右手を伸ばして赤司の背中へと腕を伸ばした。
同時にキスの主導権を切り替えるように赤司の唇の隙間からスルリと舌を伸ばして赤司の口の中を舐めていく。
強気なことばかり言う口がキスになると急に受け身になる赤司が降旗にはたまらなく可愛い。
それはどっちの赤司でも同じだということは俺しか知らない。
だから俺にとって赤司はだた一人の存在なんだってうまく伝われば良いんだけど・・・
テーブルを挟んでいる体制がもどかしい。
ガタンッ!
体に当たってテーブルが大きな音を立てると、赤司の体が降旗のおさえる腕からすり抜けた。
「朝食、冷めるから」
赤司が赤い顔で俯いている。
「そ、そうだね早く食べよう」
降旗は椅子に座り直すともう一度箸を手に持った。
せっかく赤司が作ってくれたご飯だから残したりするのは罰が当たりそうだ。
なんだって器用にこなす赤司は料理だって見た目は良くできていた。
問題は味なのだが、魚やご飯など味を作らないものは問題ないが味噌汁や野菜炒めなど味を調整するものは不思議な味がした。
それでも誠凜時代に食べさせられたリコの料理を考えると、全く食べられないレベルの話ではない。
ふと顔を上げて目の前の赤司を見ると、まだ赤い顔をしていた。
純粋なのは多分強気の赤司つまり征十郎の方だ。
普段は強気で火神に初めて会ったときにはさみを向けたのも征十郎だった。
すごく純粋だから人に対して容赦しない。一緒にいる時間が増えてから降旗には赤司征十郎という人間のことが少しだけわかるようになった。
まあ、ほんの少しだけだが。<つづく>
拍手をありがとうございます。
カウンター
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
リンク
カテゴリー
プロフィール
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。