ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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緑間が怒鳴った。
「ちょうど眠いときにお前が保健室に行きてぇって言うから、付き合ってやったんだ。ありがたいと思え」
どこの暴君なのだよ
緑間は横で大の字になって寝転がる青峰を見た。
付き添いの青峰が寝ていて肝心の緑間が教室に帰ったらそれはそれでおかしい。
結局仮病だと思われる。
まぁ、誰にどう思われようと緑間は気にならないのだが
部活で授業をサボったことが知られると大会に出してもらえなくなる。
今日は厄日だろうか?
どうしてこうも青峰にばかり振り回されなくちゃならないんだ。
そりゃあ、少し心配はした。
バスケがすごくうまいのに、勉強をしないなんてもったいない。
いや、この男の場合はする必要はないのかもしれないが・・・
そんなことを考えていると廊下で話し声が聞こえてきた。
先生が戻ってきたのだろうか?
いや、よく耳を澄ますと聞き覚えのある声としゃべり方。
黄瀬と黒子か?
緑間は顔をしかめて青峰が寝ている横に体を小さく丸めて寝ると布団をかけた。
「あれっ?先生いないッスよ~。黒子っち俺が手当てしてあげますよ」
「結構です。このくらいはひとりでできますよ」
相変わらず鬱陶しい男だと思いながら、2人がいなくなるのを待った。
だが、手当なんかそんなに時間がかかるはずもなく
静かになったが、出て行った気配もない。
緑間は布団の隙間から顔を出してカーテンの端から除いてみた。
「・・・・!」
声にならない驚きについ動揺してしまう。
ベッドの中で手を着いた位置が悪かった。
青峰が声を出した。
「いてぇ~!」
緑間は青峰の股間に手を着いてしまった。
「誰ッスか?!」
今まで黒子に抱きついてキスしていた黄瀬が驚いて振り向いた。
しまった!!
緑間が布団をかぶせて青峰の口を押さえつけた。
何が起きているのかわからない青峰は混乱して、余計に暴れ出した。
「んぐぐぐ」
青峰の声でシャーッとカーテンが勢いよく開かれた。
「緑間っち?!」
懸命に青峰をベッドに押さえつけている緑間に黄瀬も黒子もびっくりしていた。
しばらくして黄瀬が嫌な笑みを向けてきた。
「良いッスよ。誰にも言わないッスから」
「違う!誤解するな!」
緑間が真っ赤になって否定するのを、青峰が笑いながら
「俺もびっくりしてたんだけど、そうならそうと言ってくれれば考えたのに」
等と余計なことを言う。
緑間はこれ以上何を言っても無駄だと頭を抱えた。
<つづく>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
青峰に振り回される緑間は面白いと思いました。
ミドリンはきっとトラウマがありそうです^^
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。