ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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「じゃ、黒子っち俺は諦めてないからね。うちのキャプテンも君に興味あるみたいだし」
黄瀬は試合が終わって帰る支度をしていた黒子のところに行った。
「うるせぇ、負けたんだからとっと失せろ!」
「うちのメンバーがお邪魔しました」
火神の怒鳴り声に笠松は黄瀬の耳を掴んで引き戻す。
「いたたたた。先輩ひどいっす」
涙目で訴えた黄瀬を笠松はキッと睨んだ。
「お前は諦めが悪い。黒子って奴にはあの狂犬がいるじゃねぇか。プレイしていてお前ほどの奴が気づかなかったとは思わんがな」
笠松は黒子と並んで黒子の頭に手のひらをのせている火神を見ている。
黄瀬は微笑みながら笠松を見ていた。
「あんな奴俺は認めないっすよ。まだ黒子っちは諦めるつもりないっすから」
笠松は黄瀬の言葉になぜか動揺して瞳が揺らいだ。
「先輩だって俺の方が上だと思ってんじゃないっすか?」
意地の悪い問いかけに笠松は「別にそうとは・・・」と顔を背けた。
誠凜のメンバーが荷物をまとめて体育館から出て行き始めると、黄瀬は姿を消していた。
笠松はロッカールームに戻って着替えをしていた。
一体なんだってあんなチャラチャラした1年が気になるのかイライラしながら制服を着ていた。「お疲れさまです」「お疲れ」他の部員達が帰って行った。
どうやら黄瀬は制服に着替えてから出て行ったらしい。笠松は別に待っているつもりではなかったが、あのことがあってから黄瀬はいつも帰りに笠松になついてきて一緒に帰っていた。
「もう鞄持っているのか?そんなの俺の知ったことじゃねぇか」
笠松はひとり呟くとバタンとロッカーを閉めて部室を出た。
「あれ?まだいたんすか?・・あ、俺を待っていてくれたんすね。嬉しい」
そこに満足そうに笑みを浮かべながら制服のジャケットを手にして乱れた制服姿の黄瀬が戻ってきた。笠松の姿を見て大型犬のようにまとわりついてきた。
だが、笠松は黄瀬のその姿が気に入らなかった。まるでどこかで悪さでもしてきたようで触れられるのも嫌でその手を払った。
「触るな!待ってたわけじゃねぇ!じゃあな戸締まりよろしく」
それだけ言うと廊下を歩き出した。
「待ってくださいよ。せっかく待っていてくれたんだし、先輩vv」
黄瀬は笠松にすがりついてくる。自分よりも大きな黄瀬に引きずられて笠松は仕方なく立ち止まった。一体どの面下げてそんなこと言うのかと笠松はもう一度腕を払った。
「うるさい!とっとと消えろ!!」
腕を払われた黄瀬はひとり廊下に立ったまま。ぽかんと笠松の後ろ姿を眺めていた。
「先輩一体どうしたんだろう?」
(全く黄瀬のバカヤロー!!お前なんか早くどっかに行っちまえ!黒子でもなんでもくれてやる!!)
笠松はズンズンと足を踏みならしながら校門を出た。
<続く>
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
コメントもありがとうございました。以下お返事です。
黄笠良いですよねvv笠黄ということはリバですか?!嫌いじゃないですが
このお話とは別に笠黄書けるかな?笠松が年上だからそれもありかとは思っていたんですよね。
けど、黄瀬ヘタレ攻めとか好きなんですvv
いつも更新を楽しみにしていただいてありがとうございます。
こんなしょうもないエロ小説ですが、そう言っていただけるとすごく嬉しいです。(*^_^*)
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。