ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
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半ば強引にうんと言わせて来るかどうかわからないとは思っていたけど、本当に来てくれないなんて。
「真ちゃんの薄情者!」
地元の夏祭り
「子供じゃないのだよ」と眼鏡を押し上げる仕草の緑間に高尾は
「でも真ちゃん今川焼き好きじゃん。おごるから行こう」
と説得して、母親に浴衣を着せてもらって鼻歌交じりに待ち合わせ場所に来たところで
「やっぱり行かないのだよ」というメールが入った。
がっくりと肩を落とした高尾。
「えっ~!!!何でッスか?!俺もう来ちゃってるんっすよ!」
高尾は後ろで聞き覚えのある声に振り向いた。
すると電話をしている浴衣姿の黄瀬と目があった。
一瞬黄瀬の目が悪戯っぽく細められた。
「じゃあ、別にいいっすよ。俺浮気しちゃいますからね」
と電話を切った黄瀬が高尾に近づいてきた。
「やあ、高尾っちじゃん」
「っちって・・・黄瀬」
「呼び捨てッスか」
浴衣を着流した黄瀬はさすがにモデルだけあってなかなか決まっている。
「緑間っちはどこッスか?」
黄瀬にとって高尾は緑間の付属品のひとつとでも思っているのだろうか
当然緑間が近くにいると思いこんでいるらしい。
高尾はいないことを告げると黄瀬は驚いた。
そんなに驚くほど俺達のセット比率は高いのだろうか・・・
「ちょうど良いッスか」
ひとりで納得する黄瀬に「なにが?」と首を傾げると黄瀬は高尾の肩に手を乗せた。
「祭ひとりじゃつまらないじゃないッスか。俺も先輩が来られなくなってひとりだから一緒に行かないッスか」
黄瀬と?一緒に?
「うーん、どうしようかなぁ~」
と黄瀬の顔を見てから周りで黄瀬に気づいて目がハートになってる女共を何気なく見た。
コイツと一緒だと俺全然目立たないしなぁ~
だけどせっかく浴衣着せてもらってこのまま帰ると母親に少し悪い気がするし
「何が不満ッスか?」
黄瀬が高尾を見下ろしてくる。
この見下ろす感じは真ちゃんと同じだけど・・・
「わかった。少しだけなら」
高尾がそう答えると、黄瀬は高尾の手を掴んだ。
あ、こういうの全然平気な人だったんだ。
高尾は黄瀬に少しだけ自分と近いものを感じた。
いつもは緑間の手に触れようとするだけですごく怒られる。
高尾には緑間がそんなに怒る理由がわからない。それでも気が向くと手をつないでくれる。
だから余計にわからない。
それに比べて黄瀬は何も気にしていない。
「普通こうだよな」
高尾は思わず口に出すと、黄瀬が不思議そうな顔をした。
「ああ、黄瀬・・・君ってさこういうの平気なんだと思ったからさ」
と繋がれた左手を持ち上げた。
黄瀬は少しだけ口を尖らせる。
「聞いてくださいよ~先輩って少しでも触れようとすると蹴ったり殴ったりすねるんすよ」
あ、同じなんだ。
高尾は笑った。何だか意外に気が合うかも・・・
隣を歩く整った横顔を見ながらそんなことを考えていた。
続くかも^^
この間の絵チャで盛り上がって調子に乗って書いてみました。
まだ途中なので気が向いたら続き書きたいです。
黄瀬と高尾は同類なんだと思うと
ちょっとした動作さえ違和感がない
ちょっとおもしろいCPもいいなぁ~と思ったので
色々と節操ないです^^;
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プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。