ちっちっchi

[3回]

「お帰り涼ちゃん」

「ただいま和っち」

玄関のドアを開けて中に入ると後ろ手で黄瀬がドアを閉めて抱き合う。

いつものようにキスをする。

黄瀬がキスをしながら耳元で囁く。

「これ買ってきたッス」

とさっきドラッグストアで買ってきた袋を持ち上げた。

それって・・・・

高尾はそれだけで赤くなった。

黄瀬が高尾をベッドへと誘導する。

いきなりかよ

高尾はそのまま部屋へ入っていった。

いつも一緒に寝ていたベッドがひとりだと広すぎるように感じていたのに黄瀬が一緒だと狭く感じる。

「高尾っちのここが気になってバスケに集中できなかったッスよ」

黄瀬はいきなり高尾の着ていたシャツをめくり上げた。

「それから、和っちこれ着て欲しいッス」

と秀徳のユニフォームを取りだした。

「なっ、どうして？！」

「これ着た和っちがもう一度見たかったッス」

黄瀬は高尾にユニフォームを頭からかぶせた。

「強引・・・けどま、特別だからな」

高尾は笑いながら着替えた。

「やっぱりそれ良いッスね。ずっと考えてたッスよ」

「変態。こんなの着てしていのかよ」

「何とでも言えば良いッス。さぁ始めるッスよ」

黄瀬は高尾のユニフォームをめくり上げた」

高尾はそのままベッドへ座り込んだ。

「えっ、ちょっ・・・」

黄瀬は高尾の乳首を人差し指で触れた。

それからドラッグストアの袋の仲からワセリンの瓶を取りだした。

「これ塗ってたの見てたら、和っちの乳首が頭から離れなくて。緑間っちが側にいるだけで何だか妬けた」

高尾は黄瀬を見つめた。

「だからこれ俺に塗らせて。ここだけじゃなくて和っちの色んなところへさ」

「何だよそれ。全く変なところでツボってんじゃねぇよ」

黄瀬はワセリンの瓶のふたを開けて人差し指ですくった。

透明なワセリンをたっぷりと高尾の乳首につける。

「あ、まだ少しついてるッスね」

「ん・・涼ちゃんに触れられるとちょっと何か・・・」

高尾の乳首はツンと堅くなっていた。

「俺だと何？」

黄瀬が口元を上げて笑う。

「わかってるくせに・・・」

黄瀬は高尾の耳に唇を寄せて舌を伸ばして舐めた。

「ちゃんと言わないとわからないッスよ」

耳から首筋にかけて甘く痺れた。

「んあっ・・・涼ちゃんだと・・その・・」

「ん、俺だと何？」

黄瀬の指先はワセリンをつけた高尾の乳首の上を滑らせている。

「すごく気持ちいい・・」

「よろしい、素直な和っちにはもっともっと気持ち良くしてあげるッス」

黄瀬はもう片方の乳首にもたっぷりとワセリンを塗った。

「ん、涼ちゃんやだ」

「嫌じゃないくせに、気持ちいいんッスよね。ちゃんとそう言って」

黄瀬の指先は小さな粒をクリクリと滑らせる。

「ああ・・んん・・やぁ・・」

小麦色の高尾の肌に赤くテカった乳首かいやらしい。

高尾は次第に力が抜けていきベットへと倒れ込んだ。

黄瀬は高尾の乳首に触れながら顔を近づけるとその唇を塞いだ。

フワリと柔らかな感触の後、すぐに舌が高尾の唇を割って高尾の口の中へ滑り込んできた。

ゆっくりと上顎から歯の裏側をなぞっていく。

左手はそのまま乳首の上を上下しながら、右手は背中をたどり始めた。

「ん・・・んんん」

背中から腰の辺り真ん中の割れ目へと到達すると背中がしなった。

「んっ・・・んんんん」

高尾は左右に首を振ろうとするがしっかりと唇を吸われて離れることさえ許されなかった。

全身がぐったりとして熱い。