ちっちっchi
「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
略
「先輩、手伝います」
「先輩、手伝います」
持ち寄った食材をチェックしながら海の家の冷蔵庫で保管してもらう作業の指示を1年生に出し終わってバーベキューの準備の指示を出そうと動き出すと
すかさず黄瀬が駆け寄ってきた。
こいつだって1年だからもっと作業をやらせるべきなんだが、レギュラーだし一応うちのエースだ。
エースが作業っていうのもどうかと迷っているところに、黄瀬からの申し出があって、笠松は少しだけ肩の荷が下りた気がした。
他の1年生や先輩達の手前もある。
「いいのか?じゃあこれをみんなで浜辺まで運んでくれないか?」
バーベキューの道具を海の家から運び出すよう指示を出した。
黄瀬は微笑みながら
「良いッスよ」
と周りにいた奴に声をかけ始めた。
笠松はそれを見ながら次の仕事へ移動をはじめた。
次は飲み物の手配・・・
そんなことを考えて近所の店への買い出しをするメモを作る。
海の家のテーブルを借りてそれを書き出していると何やら浜辺の方から大きな怒鳴り声が聞こえてきた。
笠松はハッとして浜辺の方を見た。
するとそこには黄瀬を囲んで1、2年とその外側に黄瀬の取り巻きらしい女の子達が囲んでいる。
監督も声で気づいたらしく寝転がっていた体を起こしていた。
レギュラーの小堀や森山も駆けつけた。
笠松は監督や森山達がいれば解決するだろうとそのまま仕事を続けていた。
ところが今度はガシャーンという大きな音がした。
流石に笠松は浜辺へ飛び出していた。
「お前達は一体何をして・・・・」
だがバーベキューセットの上に倒れ込んでいた黄瀬と周りを取り囲む女の子達の青ざめた顔を見て、笠松は言葉を失った。
黄瀬・・・・
必死で部員達の間を縫ってその中心へ向かった。
「黄瀬!!」
幸い黄瀬には怪我はないように見えた。
「ほうら、やっぱり・・・」「がっかりだな」「なんだ」
だが、必死に黄瀬の側へ行く笠松の耳に下級生達の嘲笑する声が聞こえてきた。
一体何が起きている?
笠松が黄瀬の体に手を伸ばすと黄瀬はその手を取らずに起き上がって黄瀬を見下ろしていた2年生の部員のシャツの胸ぐらにつかみかかった。
監督が黄瀬とその部員の間に割って入る。
「黄瀬、それ以上やったら大会に出場させないぞ!」
いつになく厳しい声で黄瀬を睨む。
しかし黄瀬はそんな監督さえも無視して相手を睨みつけている。
「別にそんなことどうでも」
バンッ!!
小気味のいい音がして黄瀬の頬に激痛が走った。
笠松が黄瀬の頬を打っていた。
「お前はうちのエースだ!勝つためにお前は絶対に外すわけにはいかねぇよ」
「ほうら・・・」「でたでた」「かばうのか」
またしてもコソコソとした嘲笑が笠松の耳に届いてくる。
一体何が起きているんだと笠松が周りを見渡して
ようやくその状況が理解できた。
なぜかそこには疑いの視線が集まっていて
森山や小堀、早川などレギュラー意外は皆笠松に冷たい視線を向けていた。
「言いたいことがあるなら、キャプテンの俺に正直に言え」つづく
PR
カウンター
カレンダー
03 | 2025/04 | 05 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 |
リンク
カテゴリー
プロフィール
HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。