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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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「キスして・・・」
 

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[2回]


伊月は日向を見つめている。
そのまま日向の近くに顔を寄せてきた。
「おいっ、お前何?」
日向も赤くなって伊月の顔を見た。
「だってキスしてって言うから」
「だぁ~!!違う~」
なんで間違う?っていうかこいつ俺にキスすんの平気なのか?え?
真っ赤になる日向に伊月は俯いたまま呟いた。
「俺は別にいいよ。順平のこと好きだし・・その・・」
「ちょっ、ちょっと待て、落ち着こう」
慌てる日向に伊月は笑った。
「落ち着くのは日向だろ」
「えっ、ああ、いや、違う。俺のこと好きとか言う伊月、お前が落ち着け」
両手を上げて慌てる日向に後ろから火神が声をかけた。
「早く練習しようぜ」
「のわっ!」
大きくのけぞる日向に火神は怪訝そうな顔を向けた。
「何ひとりで遊んでるんだ」
「いや別に、そうだな練習しないと試合に勝てないからな」
苦笑いする日向を見送りながら火神は横に立っていた伊月を振り返る。
「何かあったのか?」
「さぁ?こっちが聞きたいよ」
伊月も肩をすくめた。
火神は原因がまさか自分と黒子にあるは思ってもみなかった。
ただ伊月はひとりクスクス笑っていると後ろから真面目に練習を始めた日向に頭を叩かれる。
その切替がまたおかしくて笑うと、黒子が気づいてじっと伊月を見ていた。
しかしその肩を火神がポンと叩くと一緒に走り出した。
「お前まさかあいつのチームに行きたいとか思ってねぇよな」
「はい、当然です。僕はこの学校も火神君も好きですから」
何気なく好きと言われて火神の顔がみるみる赤くなる。
「お前さぁ、こんな時にこんな場所でそいういこと言われてもどうもできねぇぜ」
走りながらそう言うと黒子は真っ直ぐ前を向いたまま。
「何させてすみません。でも僕はもう痛いのは嫌です」
火神が更に赤くなる。
「は?あれはお前から」
「全部僕のせいですか?火神君のがあんなに大きいとは思いませんでした」
「黒子!!」
話題が危険な方向になり火神は辺りをキョロキョロした。幸い先輩達はもうコートに入っていた。
「でももう一回ぐらいなら・・・」
黒子の口は火神の手で塞がれていた。
これ以上黒子を野放しにしておくと何を言い出すかわからない。
そこに監督の笛が鳴った。
どうやら火神は救われたらしい。

<続く>

読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

キリバン 6965(ロククロコ)
踏んでくださってありがとう゛ざいます。メッセージ大変嬉しく読ませていただきました。
火黒お好きなんですね。
私の中の黒子っちはちょっと不思議君ですけど喜んでいただけると嬉しいです。
いずれできればイラストをアップしたいと思います。
ありがとうございました。(*^_^*)
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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