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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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何を考えているのかわからない男
特にバスケでは熱くなることもないのに簡単に点数を稼げる恵まれた運動神経を持つ男

※ここからは18歳以上の方のみどうぞ

拍手[9回]


自分もどっちかと言えば熱くなることなど滅多にないけど
どうしていつも一緒にいるんだろう?
まぁ、嫌いじゃない。紫原敦と言う男・・・
それにしても毎日毎日よく菓子を食ってるなぁこの男。
「ん?室ちん何見てんの?」
氷室の視線に気がついた紫原はアイスを口に咥えたまま氷室を見た。
紫原は氷室の端正なマスクが気に入っており、隙あらば氷室を口説き落としてみたいなどという考えを持っていた。
そんな氷室にじっと見つめられるとつい勘違いしたくなる。
「ん?あー別に、敦って、何考えてんのかなぁと思ったんだ」
すると紫原は氷室の視線に顔を近づける。
「室ちんとエッチしたら室ちんどんな声出すのかなぁ。とか考えた」
そう言う紫原に氷室は殆ど表情も変えずに少しだけ笑う。
「冗談じゃなくて、WCだけどどことあたるかなぁ」
と手にしていた週間バスケのページをめくった。
「あれ?このおいてけぼり感ってどうすればいいのかな?とりあえずもう一本アイス買ってこよう。室ちん食べる?」
「いらない」
立ち上がってドアの方向に歩き出した紫原に氷室は顔も上げずにそう答えた。
紫原はクスッと笑う。
「ったく、室ちんって本当に興味そそるなぁ~これ突っ込んでヒーヒー言わせたいよホント」
とアイスの棒を眺めている。氷室にその言葉はもう聞こえてはいなかった。
ドアを出たところで紫原は
「室ちん落とす方法ないかなぁ~無理矢理とか嫌われることはしたくないしなぁ」
と言いながら歩いていった。
一人残された教室で氷室は雑誌に載っていたアメリカ時代の友人火神大我の写真を見つめていた。
「タイガ随分逞しくなったなぁ~俺の身長抜かれたかなぁ」
とクスッと微笑んでいる。まるで恋する乙女のようにフワリと笑う氷室。
そこに紫原がアイスを2本持って帰ってきた。
「ほい」
ふわりと微笑んでいた顔にひんやりと冷たいアイスを押しあてられて氷室はハッとした。
「いらないって言ったのに」
「いいじゃん。食え」
「そこまで言うならサンキュ」
とアイスを取ろうと手を伸ばした。
その隙に紫原は氷室が見ていた雑誌を覗き込む。
「誠凜?黒ちん?」
「いいやタイガ」
「ああ」
氷室の言葉を聞いても全く興味なさそうにアイスを食べる紫原
「なあ、タイガとやるの楽しみだな」
ふわりと遠くを見て微笑む氷室を見て紫原は窓の外へと視線を逸らした。
「別に」
本当に何を考えているのかわからない男だ紫原敦は・・・

<つづく>
 
読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。
ついに紫氷書いてしまった。紫→氷→火→黒がいいなぁと思っています。
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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