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ちっちっchi

「黒子のバスケ」二次小説です。 管理人の妄想の限り小説を書こうと思います。 ※ホモネタ18禁ネタ多くありますのでご注意ください。また、原作とは一切関係ありません。

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誠凜との試合が決まった。
 

拍手[2回]

とうとう大我との約束の日が来てしまった。
手合わせするのは嬉しいけど、本当は大我との関係がこれで切れてしまうのは寂しすぎる。
あれは口実に過ぎなかった。自分に対して手加減するなど以ての外だ。
それだけ大我が優しい性格なのは他の誰よりもよく知っているつもりだった。だから大我と再会できたのは何よりも嬉しかったし、またバスケが出来ることに感謝した。
でも今の俺にはちょっと変なチームメイトがいる。
それがこの男・・・
「ねぇ、室ちん何ひとりでニヤけてんの?」
横から紫原がスナック菓子を片手に問いかけてきた。
陽泉高校に来て色々と戸惑うことも多かった。だがこっちの生活にようやく慣れはじめた頃、新入生が入ってきてその中で最もよく話しかけてくる。
元々口数が少ない俺は自分から声をかけることなんかあまりなかった。大我以外は・・・
「別に、ウインターカップ楽しみだなぁ」
と窓の外に視線を向けるとその前を虚ろな瞳で遮ってきた。
「やっはり誠凜のあいつのこと考えちゃってるわけ?」
一度対決しておきながら、中途半端なまま終わった試合をこの敦でも忘れてはいなかったらしい。
「潰されてもいいみたいだよねあいつら」
そんな紫原の顔を避けようと顔を反対側に向けると、またしても邪魔をする。
「軽くウザイ」
ニコニコと笑いながらそんなことを口にすると見る見る紫原の顔が歪んでいった。
「えっ~!室ちんそんなぁ~どうしてもっと俺のことみてくんないの」
いつものやりとりなのに何となく紫原がウザいと思ったのはきっと大我のことを考えていたせいかもしれない。大我との思い出は他の誰にも邪魔されたくなかっただけなのに・・・
氷室はため息をついて目を伏せた。
「別に俺だってひとりになりたいときだってあるよ。敦頼むから今は放って置いてくれ」
だが紫原は氷室の背中によりかかる。
「ふーん、昔の弟みたいに可愛がっていた奴に再会できて思い出に浸りたいとか・・・ガラじゃないからやめときなよ。それより今から俺んち来ない?」
どうやら彼も離れる気はないらしい。
最も今までこの紫原と出会ってから、授業中以外ずっと一緒にいた。
そして家に帰ってからでもお互いの家に行くことも多い。別に嫌いじゃないし、それでもいいかとは思うんだけど・・・


<続く>


読了、お疲れさまでした。
web拍手をありがとうございます。

今週のジャンプは一体どの辺に掲載されているのか
これから買う私はいつもドキドキします。
どうか1つでも順位があがっていますように!!
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プロフィール

HN:
るん
性別:
非公開
自己紹介:
黒子のバスケで笠松と桜井が何故かとても好きです。
でも黄瀬や緑間のキセキも好きです。
もちろん火神や青峰の危なっかしいところも好きで
黒子や他の誠凜メンバーも好きです。
でも一番愛しているのは海常です。。。
ちょっとカオスですがよろしければお願いします。

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